プロ将棋界初の早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の決勝トーナメント1回戦、チーム三浦とチーム広瀬が7月11日に行われ、第3局でチーム三浦・三浦弘行九段(46)がチーム広瀬・黒沢怜生五段(28)に勝利、順位戦A級棋士の貫禄を見せつけた。

▶中継:A級棋士と若手棋士の激しいせめぎ合い!AbemaTVトーナメント<チーム三浦 VS チーム広瀬>

 先手番から居飛車穴熊を採用した三浦九段に対し、振り飛車党の黒沢五段は三間飛車で対抗形に。黒沢五段の積極的な攻めに対して、三浦九段の強固な穴熊が能力をフルに発揮。何度仕掛けられても崩れない鉄壁さを誇り続けると、手番が回ってきたところでチャンスを逃さず、黒沢玉を確実に仕留めた。

 対局後「本当に幸運だったなと思います」と短く振り返った三浦九段だったが、リーダーらしい力強さは、仲間も頼もしく思うところ。今後のチームの行く末も、やはり三浦九段の存在が鍵を握っている。

◆第3回AbemaTVトーナメント

 持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで対局。全12チームが4つの予選リーグに分かれて戦い、各リーグ上位2位までが予選通過。決勝トーナメントは5本先取の9本勝負で行われ、勝ち越しが決定した時点で終了する。1チームは3人で、各棋士は1試合につき最低1局、最大3局の範囲で指す必要がある。対局者は各対局前に決定する。優勝賞金1000万円。

◆決勝トーナメント進出チーム

 チーム渡辺、チーム永瀬、チーム康光、チーム三浦、チーム久保、チーム天彦、チーム広瀬、チーム糸谷
ABEMA/将棋チャンネルより)
鉄壁の銀冠穴熊 三浦弘行九段、A級棋士貫禄の勝利「本当に幸運」と謙遜/将棋・AbemaTVトーナメント