アゼルバイジャンサッカー連盟(AFFA)が、イタリア指揮官ジャンニ・デ・ビアージ氏(64)を代表新監督に招聘することで合意に達した。複数のイタリアメディアが報じている。

ビアージ氏はこれまでに、SPALやブレシア、トリノ、ウディネーゼなどを指揮。レバンテやアラベスといったスペインクラブを率いた経歴もあるが、近年では2011年から2017年にかけてアルバニア代表を指揮したことで知られている。

アルバニア代表では、ユーロ2016の予選でポルトガル代表を下すなどして本戦出場権を獲得。アルバニアがユーロ等のメジャー大会に出場するのは史上2度目のことだった。

一方、アゼルバイジャン代表は、昨年12月にニコラ・ユルチェヴィッチ監督が退任。後任としてロイ・キーン氏の名前も浮上したが、より経験豊富なイタリア指揮官に託したようだ。なお、契約は2022年のカタールワールドカップまでとなっている。

目先の試合は、そのカタールワールドカップにつながるUEFAネーションズリーグ2020-21のルクセンブルク代表戦。アゼルバイジャンリーグCのグループ1に属しており、ルクセンブルクの他、キプロス代表とモンテネグロ代表と同居している。同大会は9月3日に開幕となる。

サムネイル画像