南野拓実の所属するリバプールは11日、プレミアリーグ第35節でバーンリーと対戦し、1-1の引き分けに終わった。南野はベンチ入りも出場機会はなかった。

2017-18シーズンのマンチェスター・シティが記録したプレミアリーグ歴代最多勝ち点(100)の更新を狙うリバプール(勝ち点92)は、ミッドウィークに行われた第34節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦からスタメンを4人変更。負傷が発表されたヘンダーソンやチェンバレンアーノルドらに代えてマネ、ファビーニョ、ロバートソンらがスタメンに名を連ねた。

立ち上がりから攻勢に出るリバプールは16分、マネのパスで左サイド深くまで侵入したロバートソンがマイナスの折り返しを供給。ニアのフィルミノがスルーしたボールをボックス中央のサラーが左足で狙ったが、シュートは相手GKのセーブに阻まれた。

さらに18分にもリバプールに決定機。最終ラインから供給されたロングフィードのクリアボールをボックス内で回収したサラーフィルミノとのパス交換からシュートを放ったが、これもGKポープの好セーブに防がれた。

膠着状態が続く中、リバプールは34分に右CKのセカンドボールからチャンス。C・ジョーンズのパスをバイタルエリア中央で受けたファビーニョがボックス右へ浮き球のパスを入れると、ファーサイドから走り込んだロバートソンがヘディングシュ-ト。これがゴール左に突き刺さった。

迎えた後半も主導権を握るリバプールは49分、サラーのスルーパスに抜け出したフィルミノがボックス左からシュートを放ったが、これは右ポストに弾かれた。

追加点が遠いリバプールは、クーリングブレーク直後にピンチを迎える。69分、自陣で獲得したFKからバーズリーがロングフィードを供給。これをボックス内のタルコウスキが折り返すと最後はジェイロドリゲスがワンバウンドしたボールをハーフボレーでゴール左隅に突き刺した。

同点とされたリバプールは、81分にワイナルドゥムを下げてチェンバレンを投入。すると後半アディショナルタイム3分、ファン・ダイクのロングパスで右サイドを抜け出したアーノルドの折り返しをゴール前のサラーが右足で合わせたが、これが相手GKにキャッチ去れ万事休す。

結局、試合はそのまま1-1で終了。下位相手に勝ち点3を取りこぼしたリバプールプレミアリーグ歴代最多勝ち点を更新するには、残りの3試合を全勝することが絶対条件となった。

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