お笑いコンビEXITの兼近大樹(29歳)が、7月9日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。“声優のリアル”について話が進む中で、「声優業界とお笑い界はすげぇ似てきた」と持論を語った。

番組はこの日、子供のなりたい職業ランキング上位の常連で人気職業とされながらも、9割近くの人が食べていけないといわれる、狭き門の声優をピックアップ。空前の“声優ブーム”が巻き起こる一方で、声優を目指す若者たちに立ちはだかる現実とは……。「声優のリアル」について議論を展開した。

苦しい現実に見舞われながらも「夢」や「やりがい」のために下積み生活を送る声優や、年齢や容姿などの壁にぶち当たり声優を諦めたみちるさん(24歳)の姿を見た兼近は、「声優業界が飽和状態になっているというのは『芸人と一緒だな』と思って、すげぇ芸人に置き換えて見ちゃいました。それこそ声優さんに必要とされている“付加価値”については、芸人なんて特に“ただ面白いだけの人”なんて無限にいて。勉強できる教材がめちゃくちゃある中で、芸人の面白さの実力値なんて同じぐらいなんですよ。じゃあ、その中で何を求められるか?って言うと、『身体を使って何か特殊な技術ができます』『スポーツができます』『料理が出来ます』というような、色んな付加価値。なので、声優業界とお笑い界はすげぇ似てきたなと思います」と語った。

そして、“夢がある職業”であり、今回の企画は声優界や声優を目指す人を否定するものではないと前置きした上で、この日ゲストとして出演したアニメ声優が出演するネットラジオ局「音泉(おんせん)」の創業者で、声優業界に精通するやまけんさんに話を聞いた。

声優界を目指す人がいる一方で、業界自体が“飽和状態”にあることについて「他の芸能人さんと比べて特別辛い職業な訳じゃなくて、単純にやっぱり“目指したい”と思う華やかな世界になったことは間違いない」と分析。

続けて「声優だから難しいという訳ではない。すごくイージーに言うと、日本語がちゃんと喋れれば目指せるじゃないですか。楽器が弾けなくたって、顔が悪くたって“声を出せばいい”ので。そうするとハードル低く見えちゃうんですよね。だからみんながやってみたくなる。芸人さんと似てると思います。面白いか面白くないかって“答え”がないじゃないですか。声優さんの上手いか下手かもあまり答えがなくて、目指しやすいから目指す人が増えてる。だから難しくなってるんじゃなくて、そんなに“甘いものじゃない”のがスタンダードにある」と、兼近の意見に同調しながら、声優を取り巻く現状について、持論を明かした。