チェルシーのフランク・ランパード監督が完敗を認めた。

最終盤のプレミアリーグで来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを演じる3位チェルシーは11日に敵地で行われた第35節で7位シェフィールド・ユナイテッドと対戦。前半に2失点すると、後半も守備が崩され、0-3の敗北を喫した。

ランパード監督は試合後、イギリススカイ・スポーツ』で勝利に相応しくなかったと話した。

「彼らの方が我々よりも良かった。フィジカルでも、メンタルでも、ボールの扱い方でもだ。だから、負けた。この試合で耳に入ってきたのはシェフィールド・ユナイテッドの声だけだった。彼らは良いチームだ。ここで平均以下のパフォーマンスをすれば、何が起こるかわからなくなる」

スロー過ぎたし、ウィンガーをうまく使えなかった。試合のコントロールも試みたが、相手に脅威になるものじゃなかった。0-2になると、難しくなる。がっかりだ。いくつかのミスもあった。分析して、前に進まなくては。すぐに切り替えて、トップ4を目指す必要がある。私自身も本当に多くを学び、このことは忘れない」

この敗戦により、今節の戦いを残す4位レスター・シティ、5位マンチェスター・ユナイテッドの結果次第で一気にCL出場圏外に転落する恐れがあるチェルシーだが、イングランド指揮官はチームの問題点に目を向けた。

「今日はトップ4のことをそれほど気にしていない。今日の関心事は我々のパフォーマンスだ。私がしているのは座って試合を見守り、自分たちが何をしたいのかを考えることだけ。しかし、今日のようなアプローチで、ノリッジ戦やマンチェスター・ユナイテッド戦、ウルブス戦を迎えるわけにいかない」