エイバルは12日、ラ・リーガ第36節でエスパニョールとのアウェイ戦に臨み、2-0で勝利した。エイバルのMF乾貴士はフル出場している。

前節レガネスとの残留争いをゴールレスドローとし、降格圏のマジョルカと4ポイント差となっている15位エイバル(勝ち点36)は、乾が[4-2-3-1]の左MFで先発に戻った。

前節降格の決まった最下位エスパニョール(勝ち点24)に対し、立ち上がりから圧力をかけたエイバルだったが、徐々に押し込まれ始めると20分にピンチ。FKからエスピノーサのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKドミトロビッチセーブした。

すると23分、乾の仕掛けからPKを獲得する。ロングボールを受け、ボックス左に侵入した乾がビクトル・ゴメスをかわしにかかったところで相手のハンドを誘った。このPKをエスポジトが決め、エイバルが先制に成功した。

さらに34分、エイバルスローインの流れからボックス左のクリストフォロがバックヘッドで逸らすと、エスピノーサの手に当たって2つ目のPKを獲得。キッカーのエスポジトはGKディエゴロペスにシュートを止められるも、ルーズボールを押し込んでエイバルが加点に成功した。

エイバルが2点をリードして迎えた後半、55分に乾がチャンスメーク。ボックス左へ抜け出した乾がマイナスにパスし、キケ・ガルシアがシュート。だが、GKディエゴロペスセーブされた。

その後は守勢に回ったエイバルだったが、エスパニョールの反撃を許さずに時間を消化。2-0で勝利し、このあと試合を行うマジョルカがセビージャに敗れれば今節で残留が決まることになった。

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