恋で勘違いしないように、前のめりになりすぎないよう意識している女性は多いと思います。しかし、気をつけているのにかかわらず、発生してしまうのが恋の勘違いです。
ある一つの小さなポイントを見落としたり、過大解釈してしまったりすることから勘違いは起こりがち。
今回は、男性のどんな行動が女性の大きな勘違いにつながったのか、女性たちに教えてもらいました。
恋の勘違いを招いた男性たちの行動とは?
1: 「君にだけ」の“だけ”に勘違い
「業務上、出入り業者の男性を取り次ぐ機会が多いので、よく誘われました。そんな環境には慣れていたし、社交辞令にも気をつけてたんですけど。
一人の男性が『誘うのはあなただけです』『こんなことは今回だけ』と「だけ」を強調するので……。
誘われても、ずっと気をつけていたけど「だけ」の言葉に落ちてしまいました」(れなさん・26歳)
なんとこの男性、他意はなかったそう。だまそうとしたわけじゃない、つまり「だけ」をつけてしまう癖があったということ。
「だけ」と言ってるわりには進展もないし、ロマンチックな展開もない。なんだろうと思ったらただの癖で、知らないうちにつけて話してしまう。そりゃそんな男性はモテるわけです。
「だけ」って本当に強力な威力があるんですね。
2: 「ノー」と言わない
「ノーを言わない男性がいました。否定もしないし、反論もしない、だから何度もアタックしたんですがはっきり断られたりはしません。
『デートしようよ』『うん、いいよ』『じゃ、私デートコース考えるね』『うん』『また遊ぼうね』『うん、遊ぼうね』
こんな感じでノーと言わないからYESと思っちゃったんですよ。そしたら、めんどくさいから否定もノーもないって。
ノーを言わないこと=OKじゃないって知りました」(みゆさん・24歳)
ではどうやってノーか判断するかと言うと、行動です。
- 誘っても具体的な話にならないのはノー
- 上記のように100%受け身は実はノー
- 「連絡ちょうだいね」「うん」の流れで連絡がないのはノー
- こちらから連絡しなければ連絡がないのは実はノー
分からなくなったら、行動を起こしているかどうかで判断しましょう。
LINEでありがちな勘違いポイントも
3: LINEをいつまでも終わらせない
「いつまでもラリーに付き合ってくれるし、電話も切ろうとしないので、私がタイミングを見計らう感じです。
これはイケると思うじゃない? と思っていたら『自分からLINEを終わらせたり電話を切ろうとするのはマナー違反。僕は失礼なことしたくない』だって」(りおさん・22歳)
よく言うと「マナーを重んじる男」悪く言うと「いい顔をしている男」です。分かりづらいですね……。
4: 「オシャレでかわいい子が好みなんだ」の一言で……
「気になる男性がそう言っていたと人づてに聞いたので、ファッション雑誌で研究、かわいくなる努力をしました。フェミニンな服に身を包んで……。
そうこうしているうちにその男性は一歩下がった癒し系の、普通の女性と付き合いましたよ。
『オシャレでかわいい子は見てるだけはいいけど、疲れる。空っぽだし』とのことでした。うのみにしないでちゃんとリサーチすればよかった。
内面重視という情報が欲しかった。そしたら私もいけたのに」(なつさん・26歳)
かわいい女性は観賞用、付き合う女性は内面で判断していたということですが、もともと内面のよさがセールスポイントだったなつさん。
リサーチ不足と「男性はかわいい女性がとにかく好き」と言う刷り込みが招いた結果となってしまいました。
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恋の勘違いを起こさないために、チェックしたい部分は2つ。
会話や行動で「なんか変だな」「なんか腑に落ちないけどまあいいや」と言う違和感がなかったか、を確認しましょう。
たとえば、上のエピソードでは、ノーと言わない男性に対し「あれ? 私ばかり押してるかな?」のちょっとした疑問、れなさんの「だけ」が強調して聞こえ「“だけ”が多いなあ」という、少しの違和感がそうです。
もう一つは行動を起こしてくれているかどうか。言葉ではなく実際の行動で判断します。オシャレに変身して彼の前に現れても誘われない。ということは……。
これで「その男性は内面重視」の情報がなくてもわかりますね。
なんか心配。なんだか引っかかる。そんなときは、この2つのポイントがないか照らし合わせてみてくださいね。
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