和食から洋食まで幅広く対応!電気圧力鍋はとっても優秀なんです♡


■SNSでもよく見かける電気圧力鍋ってどんなもの?

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まずは、電気圧力鍋の基本をおさらいしておきましょう。




・各メーカーから続々登場!電気圧力鍋って?

電気圧力鍋は、火を使わずに電気で調理ができる鍋です。炊飯器も、火を使わずにお米が炊けますよね。電気圧力鍋は、炊飯器の料理のレパートリーが広がった版と言えます。
Panasonicパナソニック)』や『T-falティファール)』など、人気の家電メーカーから『アイリスオーヤマ』や『siroca(シロカ)』などの注目のメーカーまで、いろんなメーカーから発売中です。
購入を検討する場合は、人気ランキングや口コミもチェックしてみてくださいね。



・電気じゃない普通の圧力鍋とは何が違うの?

圧力鍋はその名の通り、圧力をかけることによって早く調理ができる優れものです。電気を使わないタイプの圧力鍋は、火加減によって圧力を調整します。使い慣れている人ならば自分好みに火を調整できますが、慣れないうちは少し大変なのも事実。火加減を間違えてしまうと、思った通りに仕上がらないこともあります。
一方、電気圧力鍋は電気が自動的に圧力を調整してくれ、スイッチを入れた後は放置しておいてOK。安全性と簡単さでは、電気圧力鍋の方が優れていると言えそうです。



・電気圧力鍋は、どんな料理が得意なの?

圧力を使って、通常よりも早く料理ができ上がる電気圧力鍋。時間をかけて味を染み込ませたい、カレーやシチューなどの煮込み料理が得意です。お肉はブロック肉でもトロトロに仕上がり、お魚は骨まで食べられるほど柔らかく仕上げることができます。
普通の鍋ではずっとそばについておかなければいけない料理も、電気圧力鍋ならスイッチひとつで放置可能。手間も時間もかけずに、おいしい料理を作ることができます。電気圧力鍋を販売しているメーカーの中には、公式サイトからレシピをダウンロードできるところも。何を作るか迷ったら、参考にしてみてくださいね。

■電気圧力鍋で作る鶏肉料理レシピ
ここからは、素材別に電気圧力鍋レシピを紹介していきます。調理時間や分量は機種によって異なることもあるので、作る前に確認してみてくださいね。まずは、家計にも優しい鶏肉料理から見ていきましょう。




・大根もいっしょにホロホロに♡鶏手羽元の煮込み

出典:@ gaku898さん

@gaku898さんのインスタで見つけたのは、鶏手羽元と大根の煮込み。1品で野菜もお肉もとれる、メインディッシュです。普通の鍋だと味が染み込みにくく柔らかくなるまで時間のかかる大根も、電気圧力鍋なら一瞬。
今回は、鶏手羽元と大根の煮込みの基本レシピを紹介します。

<材料>
鶏手羽元 300g
大根 200g
しょうが スライス1枚
砂糖・酒 各大さじ2
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ2

<作り方>
1.大根は厚めに皮をむいて、お好みの大きさにカット
2.手羽元・大根・調味料をすべて電気圧力鍋に入れ、加圧する



・いつもの半分の時間で完成!鶏肉のクリームシチュー

出典:mamagirlLABO@ hitomi_kawakamiさん

お肉や野菜に火が通るまで、時間を要するシチュー。@hitomi_kawakamiさんはティファールの電気圧力鍋クックフォーミー エクスプレス」を使って、いつもの半分の時間で完成させることができたそうです。
電気圧力鍋には時短レシピが豊富に内蔵されているので、ボタンを押すだけで最適な方法で調理してくれるのだとか。マニュアルモードを使えば、自分好みの調理をすることもできますよ。
今回は市販のルーを使わずに作れる、クリームシチューのレシピを紹介します。

<材料>
鶏もも肉 300g
小玉ねぎ 12個
にんじん 1本
じゃがいも 2個
マッシュルーム 2パック
バター 大さじ1と1/2
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
【A】
水 400cc
固形スープの素 1個
【B】
小麦粉 大さじ3
バター 大さじ3
牛乳 200cc

<作り方>
1.鶏肉は12等分、玉ねぎにんじん、じゃがいもは皮をむいてお好みの大きさにカット。マッシュルームは少しだけ軸を残して切る
2.圧力鍋にバターを溶かし、鶏肉を炒める
3.【A】と1の野菜を加えて加圧。加圧が終了後は、しばらく放置してからふたを開ける
4.別の鍋で【B】のバターで小麦粉を炒める。温めた牛乳を加えていき、生地を溶きのばしてホワイトソースを作る
5.3の煮汁を4のホワイトソースに加えて、圧力鍋に戻す。中火にして全体を混ぜたら、塩こしょうを振る

■電気圧力鍋で作る豚肉料理レシピ
電気圧力鍋なら、豚のブロック肉も簡単に調理できます。ブロック肉を活用したレシピを見ていきましょう。




・ほったらかしでOK♡手間いらずな焼き豚

出典:mamagirlLABO @kanamani13さん

ラーメンの具材に、おつまみに、丼にのせて……。アレンジの幅が広い焼き豚は、作り置きしておきたい料理のひとつです。フードコーディネーターのふじたかなさん(@kanamani13さん)は、電気圧力鍋で作る焼き豚のレシピを紹介してくれています。
ふじたさんのインスタには、おいしそうなメニューが満載。ブログでは詳しいレシピも紹介されているので、ぜひのぞいてみてくださいね。

<材料>
豚肩ロースかたまり肉 500~700g
ゆでたまご
【A】
生姜 1片(薄切り)
深ネギの青い部分 10㎝
水 400ml
酒 60ml
きび砂糖 大さじ2
醤油 大さじ2
八角 1片(あれば)

<作り方>
1.焼き豚を丸く仕上げたい場合は、ブロック肉にタコ糸を巻いて形を整える
2.豚肉の脂身を下にしてフライパンに置き、中火にかける。転がしながら全体に焼き目をつける
3.内鍋にブロック肉と【A】を入れ、5分加圧
4.加圧が終わったら豚肉を取り出し、灰汁を取る
5.煮汁が1/3ぐらいになってとろみがつくまで10分ほど煮詰め、ゆでたまごを加えたら冷ます




・コーラで煮込む!豚バラ肉の煮込み


出典:mamagirlLABO @kanamani13さん

豚のブロック肉を煮込むのには、時間がかかりますよね。ブロック肉料理は、電気圧力鍋の得意料理。今回は、調味料にコーラを使った@kanamani13さんの変わり種レシピを紹介します。角煮風にトロトロの豚肉が楽しめますよ。

<材料>
豚バラブロック肉 500g
カブ 400g
たまご 2個
【A】
生姜 1片
酒 1/3カップ
【B】
コーラ 500ml
しょうゆ 大さじ2(濃口)
カブの葉 1束分

<作り方>
1.豚バラブロック肉は厚さ3cmほどに切る
2.水200mlを入れた内鍋に、小さい耐熱容器に入れたブロック肉と【A】をセットし5分加圧
3. 加圧が終わったら、豚肉と生姜だけ取り出す。内鍋の水は捨て、豚肉の蒸し汁はとっておく
4.内鍋に豚肉、生姜、【B】を入れて加圧
5.カブは皮をむいて乱切りにして、レンジで5分加熱(500w)。たまごは茹でて殻をむいておく
6.加圧が終わったら灰汁を取り、カブを加える
7.煮汁が半分に減るまで煮詰め、たまごを加える



8.フライパンでカブの葉をごま油と塩(分量外)で炒めて豚肉に添える

■電気圧力鍋で作る牛肉料理レシピ
火の通し方によっては、柔らかい食感や旨味が失われてしまう牛肉。電気圧力鍋ならコツいらずで、おいしく楽しめます。




・家庭料理の王道!おいしく仕上げたい肉じゃが

出典:@ sukuhada さん

@sukuhadaさんのインスタで見つけたのは、家庭料理の代表格とも言える肉じゃが。じゃがいものホクホク感を残しつつ、柔らかく仕上げるのにはコツがいりますよね。今回は、肉じゃがを電気圧力鍋で作る基本レシピを紹介。絶妙な煮込み具合が簡単に実現できます。

<材料>
牛薄切り肉 100g
じゃがいも(メークイン) 2個
玉ねぎ 1/4個
にんじん 1/2本
【A】
だし汁 大さじ5
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ1
酒 小さじ2
みりん 小さじ2

<作り方>
1.牛肉は3~4cm幅にカット。野菜は食べやすい大きさにカットしておく
2.1の材料と【A】を圧力鍋に入れ、加圧
3. 加圧後は圧力が下がるまでおいておき、味をなじませる



・ナスがとろける!ほったらかしキーマカレー

出典:mamagirlLABO @kanamani13さん

大人に子どもに大人気のカレーも、電気圧力鍋があれば手間いらず。今回は@kanamani13さん考案の牛豚ミンチを使ったキーマカレーのレシピを紹介します。

<材料>
牛豚合挽き肉 300g
玉ねぎ 150g
ナス 2本
オリーブオイル 大さじ1
カレー粉 小さじ1
【A】
コンソメ 1袋
水 150ml
ウスターソース 小さじ2
塩 小さじ1/2
ガラムマサラ(なければコショウ) ひとふり

<作り方>
1.ナスは乱切り、玉ねぎみじん切りにする
2.フライパンオリーブオイルを中火で熱し、牛豚合挽き肉を炒める。肉が茶色くなったらカレー粉を加えて炒める
3.内鍋に1・2と【A】を入れて加圧
4.加圧が終わったら塩、ガラムマサラを加えて全体に混ぜ合わせる

■電気圧力鍋で作るお魚料理レシピ
電気圧力鍋が得意とするのは、お肉料理だけではありません。「魚の骨が苦手!」というお子さんも、電気圧力鍋で調理された魚なら食べやすいかもしれません。電気圧力鍋で作るお魚レシピを見ていきましょう。




・骨まで食べられる!鰯ときのこのトマト煮込みペンネ

出典:mamagirlLABO@kanamani13さん

今回紹介する@kanamani13さん考案のお魚レシピでは、鰯の臭みを取る工程もばっちり。魚のにおいが気になるという人もトライしやすそうですよ。

<材料>
鰯 小ぶりのもの7〜8匹
ペンネ 100g(15~20分、浸水しておく)
ベーコン 1〜2枚
しめじ 1パック
玉ねぎ 1/2個
にんにく、生姜 各1片
ローリエ 1枚
塩 小さじ1
オリーブ油 大さじ1
パセリ、粉チーズ、粗びき黒こしょう お好みで
【A】
カットトマト缶 1缶
赤ワイン 60ml
水 130ml

<作り方>
1.鰯は頭・はらわた・尾を取り除いてきれいに洗う。水気を切って塩(分量外)を振り、出てきた水分を拭き取る。こうすることで臭みがなくなる
2.玉ねぎにんにく・しょうがはみじん切り、しめじは子房に分ける。ベーコンは細切りに
3.圧力鍋に【A】とペンネを入れ混ぜ合わせる。鰯、ベーコンしめじ玉ねぎにんにく、しょうが、ローリエ、塩を入れる
4.オリーブオイルを回しかけたら、マニュアルモードで30分加圧
5. 加圧が終わったらふたを開け、全体を混ぜ合わせる
6.器に移し、パセリ、粉チーズ、粗びき黒こしょうをお好みで振る



・電気圧力鍋でご飯メニューも♡鯛めし

出典:@ kintoto215さん

電気圧力鍋で作れるのは、メインディッシュだけではないんです。@kintoto215さんが電気圧力鍋で作ったレシピのひとつが、鯛めし。ちょっとハードルが高く感じられる鯛めしも、電気圧力鍋があれば簡単にできるかもしれません。今回は、鯛めしの基本レシピを紹介します。

<材料>
米 3合
鯛 1尾
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
薄口しょうゆ 大さじ1
出汁 調味料を入れて540cc
しょうがやにんじんなどお好みの野菜 適量

<作り方>
1.米は洗ってからザルにあげ、水気を切っておく
2.鯛はウロコと内臓を取り除き、両面に塩を振る。出てきた水分は拭き取る
3.鯛を魚焼きグリルで焼き、身と骨に分けておく
4.出汁に鯛の骨を入れ、5分ほど煮出す。調味料を加え、全量が540ccになるよう調整する
5.圧力鍋に出汁、お好みの野菜、鯛の身を入れふたを閉め、強火で加熱する
6.圧力がかかってきたら弱火にする。2分加圧後、火を消して20分蒸らす
7.加圧が終わったらふたを開け、全体を混ぜ合わせる

■電気圧力鍋で作る野菜料理レシピ
調理時間が大幅に短縮できる電気圧力鍋は、野菜たっぷりメニューにも向いています。




・野菜がいっぱい食べられる!具だくさんミネストローネ

出典:mamagirlLABO @ kanamani13さん

野菜はバランス良くたくさん食べたいけど、料理の品数を増やすのは大変ですよね。そんなときおすすめしたいのが、野菜たっぷりのミネストローネです。@kanamani13さんのレシピでは、野菜ジュースを使用します。電気圧力鍋があれば、簡単に濃厚なミネストローネが完成しますよ。

<材料>
【A】
厚切りベーコン 100g
にんじん 1/3本
大根 3~4㎝
玉ねぎ 1/4個
パプリカ 1/4個
セロリ 1本(10cm)
【B】
ミックスビーンズ 100g
もち麦 大さじ2
顆粒コンソメ 小さじ1
野菜ジュース 500ml(濃厚タイプ)

塩・こしょう 適量
粉チーズ 適量
パセリ ひとつまみ

<作り方>
1.【A】の材料を1.5~2cmのさいの目に切る
2.1と【B】を内鍋に入れ加圧する
3.加圧が終わったら、塩・こしょうで味を調整。お皿に盛りつけたら粉チーズ、パセリをお好みでのせる



・野菜を丸ごと楽しめる!和風ポトフ

出典:mamagirlLABO @ kanamani13さん

kanamani13さんのレシピなら、野菜を丸ごとポトフにして楽しめます。今回は和風ポトフを紹介しますが、お好みで味つけをかえればアレンジが楽しめますよ。
電気圧力鍋で調理された野菜は柔らかいので、盛りつけのときは崩さないよう気をつけてくださいね。

<材料>
【A】
鶏もも肉 1枚
じゃがいも 2個
にんじん 1本
玉ねぎ 1個
キャベツ 1/8個
ミニトマト 4個
昆布 1枚
水 2カップ
白だし 大さじ1

塩 小さじ1/4(または醤油(小さじ1/2))
粗びき黒こしょう 適量

<作り方>
1.鶏もも肉、にんじんは半分に切り、じゃがいもは皮をむく。玉ねぎは皮をむいて半分に切る。キャベツは芯に沿って半分に切る
2.内鍋に【A】を入れて加圧する
3.加圧が終わったら、塩・粗びき黒こしょうで味を調整する

■電気圧力鍋で料理のレパートリーが広がる♡
作ってみたいけど、時間も手間もかかりそう……とこれまで避けてきた料理も、電気圧力鍋があれば簡単に作ることができます。レシピが同封されている電気圧力鍋もあるので、献立に迷ったときも強い味方になってくれますよ。電気圧力鍋で、おうちご飯をさらに充実させてみてくださいね♡
(mamagirl
掲載:M-ON! Press