ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、古巣であるミランとの一戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

ナポリは12日、セリエA第32節でミランとホームで対戦。20分にテオ・エルナンデスに先制を許すも、ジオバニ・ディ・ロレンツォ、ドリエス・メルテンスのゴールで逆転に成功する。

しかし、71分にジャコモ・ボナヴェントゥーラをボックス内で倒してしまい微妙な判定ながらPKを与えると、フランク・ケシエにPKを決められ、2-2の引き分けに終わった。

試合後、ガットゥーゾ監督がパフォーマンスを褒めながらも結果が伴わなかったことへ不満を口にした。

「我々はたくさんチャンスを作り、結果を出した。この結果には腹を立てている」

「良いパフォーマンスについて話しているのではないが、変えることができないゴールボールについてだ。我々はゴールを決める機会があるときに、その優位性を利用しなければならない」

「我々も同じように苦しんだ。ミランは2つのシュートで2つのゴールを決めた。我々が作り出したチャンスと得た結果では、明らかに借金がある」

また、前半戦での黒星先行から一転、調子を上げているナポリ。再開後は4勝1分け1敗と勝ち点を伸ばし、ヨーロッパリーグ(EL)出場権を得られる6位にまで浮上してきた。

ガットゥーゾ監督はこの数カ月を振り返り、チームの取り組みが良い方向に行っていると語った。

「この2カ月間はとても幸せだ。時々、私はカテナチャロ(守備的)と分類されたことがあるが、我々は試合で多くのゴールとそのチャンスを作り出している事実がある」

「我々は別の何かを試みている。それは、自分たちもリスクを冒す事になるが、常に争いを支配しなければならない。この考えを継続しなければならないが、完全なものは存在しない。いくつかを改善しなければならない」

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