2020年7月12日、中国メディア・観察者網は、「日本には偽札が全くないと主張する人は、『名探偵コナン』を見たことがないのだろう」とする文章を掲載した。
文章は、中国のSNS上でこのほど、認証を受けている著名アカウントが「日本という国には偽札がない」との情報を流していたと紹介。このアカウントに限らず、これまで中国のネット上では同様の情報が大量に飛び交っており、一部ネットユーザーからは「本当なのか」との疑問も出ていたと伝えた。
そして、これらの情報が「日本には偽札がない」とする根拠について、日本では造幣に高い技術が用いられているため、偽札製造コストが高すぎる点、日本人モラルが高いのでそのような違法行為はしないという考え方、貨幣の偽造に対する法律の罰則が厳しく、当局の管理が徹底していることの3点を挙げている。
その上で、日本のメディアが毎年のように日本国内の偽札事件を報じていること、偽札の発見枚数についてしばしば紹介されること、中央銀行である日本銀行が偽札の鑑別方法について紹介していることなどを挙げ、「日本社会では偽札の流通が確かに少ないが、『絶対に偽札がない』ということはありえないのだ」と結論づけた。
文章はまた、日本に偽札が多少なりとも存在する証拠の一つとして、アニメ名探偵コナン」の作中で偽札事件を取り扱ったエピソードがあるほか、その他の映画やドラマでも偽札をテーマとした作品が多く存在すると紹介。「コナンを見たことがない人が本当だと簡単に信じ込んでどんどん情報を流してしまうのだ」と評している。(翻訳・編集/川尻

12日、中国メディア・観察者網は、「日本には偽札が全くないと主張する人は、『名探偵コナン』を見たことがないのだろう」とする文章を掲載した。資料写真。