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最強最速のブラックシリーズ

メルセデスAMG GTに、最強グレードが追加される。「ブラックシリーズ」の復活である。

AMGが動画サイトに投稿したムービーには、AMG GTブラックシリーズが濡れたサーキットを走行する様子が収められている。

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ウェット路面を駆け抜けるGT。リアウイングが2段になっている。

様々な角度からその姿を確認することができ、GT3やGT4のレーシングスピリットからインスピレーションを得ていることがわかる。

最も顕著なのは、リアに装着された2段の巨大なリアウイングだ。

その他の変更点としては、大型のリアディフューザー、冷却性を高める新形状のフロントグリル、その下の大きなフロントスプリッターなどが挙げられる。

ダウンフォースと高速走行時の安定性を高めることが、開発の主眼であったことは明らかだ。

ニュルブルクリンクで行われたプロトタイプテストでは、GT Rのボディに新しいボンネットベントを取り付け、大幅にチューニングを施された4.0LツインターボV8を冷却していたが、少なくとも690psを発揮するとの情報がある。

加速力の面では、2020年半ばに登場する限定生産のハイパーカーAMG「ワン」に勝ると、AMGのボスであるトビアス・モアーズが昨年のニューヨークモーターショーAUTOCARに語った。

「ワンを抜きにして、ラップタイムAMG史上最速のものになるでしょう」

「走破性能が最も重要ですが、バランスを取ることでラップタイムも良くなると考えます」

現在、4.0L V8の最もパワフルなモデルGT63 4ドアクーペで、638psを発揮する。

690psを超える可能性もあり、ブラックシリーズは585psのGT RとGT Rプロのピーク出力を簡単に超えることができるだろう。

911 GT2 RSの「素晴らしい相手」に

また、このカテゴリーで最も過激なスーパーカーのひとつである、700psのポルシェ911 GT2 RSとの差を縮めることになるはずだ。

モアーズによると、新たなブラックシリーズは「我々の隣人との素晴らしい競争相手になる」という。

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AMGが動画サイトに掲載したブラックシリーズ復活の予告。

AMG GTブラックシリーズは、サーキット走行に焦点を絞ったシャシーと空力性能の向上も施されており、AMG GT Rプロよりもさらに上を行くかもしれない。

このようなセットアップの結果、GTブラックシリーズの重量は1575kg前後となり、GT Rプロと同等かそれ以下となる。

最後のブラックシリーズは、SLS AMGベースにしたモデルで、2013年に生産が開始された。

AMGで最もエクストリームなGTブラックシリーズは、7年間の休止期間を経て2020年に登場することになる。


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