2013年に放送され、主人公・半沢直樹決めゼリフ倍返し」が流行語になるなどの人気を博したドラマ『半沢直樹』(TBS系)が12日、特別総集編として放送。クライマックスでの香川照之演じる大和田の“土下座シーン”に大きな反響が寄せられた。7年前の放送時にも話題になったシーンだ。

【写真】土下座直前の“大和田”香川照之

 5日放送の第1部・大阪西支店編に続き、第2部・東京本店編が放送された12日。堺雅人演じる半沢の因縁の相手・大和田最終話でついに不正をしていたことが公になり、中野渡頭取(北大路欣也)らの前で、半沢に「約束の」土下座をして謝るように要求される。

 「地べたをなめるようにしてあなたにすがり、けなされ、さげすまれ、それでも必死で…家族を…会社を…大切なものを守るために…あなたに土下座をし続けた人の…痛みを…怒りを…悔しさをあなたにも思い知っていただく」と涙を流しながら迫る半沢。「やれー! 大和田ー!」と絶叫する半沢に対し、大和田は悔しさを体全体ににじませて「うわー!」とうなり声を上げつつ、膝からゆっくりゆっくりと崩れ落ち、頭を下げるのだった…。

 2013年当時にも非常に話題になった名シーンには2020年現在もツイッターなどで大きな話題に。「出たー!」「顔芸からの 長いながーーい土下座」「衝撃以外の何物でもなかったよ」などの声や、あまりにも迫真すぎて「爆笑してしまった」などさまざまな反響の声が上がっていた。

 新型コロナウイルスの影響で放送が延期となっていた『半沢直樹』はいよいよ7月19日よりスタート。TBS系にて毎週日曜21時放送。

2013年、『半沢直樹』完成披露試写会に出席した際の香川照之