サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)

サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、アヤックスモロッコ代表MFハキム・ジイェフが決めたハットトリックだ。


2018年12月16日に行われたエール・ディビジ第16節のデ・フラーフスハップ戦で、ジイェフを含むアヤックスの攻撃陣が爆発する。

アヤックスは18分にジイェフのアシストからFWドゥシャン・タディッチが先制ゴールを記録すると、25分にも追加点。そして33分、右サイドを攻略すると、DFヌサイル・マズラウィのクロスをファーサイドフリーになっていたジイェフが冷静に押し込み、3点目を記録する。

エンドが変わった後半、62分にはFWダビド・ネレスからのパスを受けたジイェフがボックス外から左足を振り抜き、強烈なシュートゴールネットへと突き刺さった。

さらに69分、MFドニーファン・デ・ベークからパスを受けたジイェフが再び左足を一閃。2点目よりもさらに距離があったが、グラウンダーのシュートゴール右隅に吸い込まれた。

ジイェフだけでなく、DFダレイ・ブリントもハットトリックを達成したこの試合はアヤックスが8-0と大勝している。

2016年夏にトゥベンテからアヤックスに加入したジイェフは、ここ数年チームの攻撃を牽引し、公式戦165試合48ゴール82アシストを記録。2020年2月にチェルシーへの加入が内定し、夏からプレミアリーグプレーすることが決まっている。

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