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九州北部は、昨夜から梅雨前線の活発な雨雲がかかり、午前9時までの24時間雨量は多い所で180ミリを超える大雨となりました。九州北部地方の大雨の峠は越えつつありますが、これまでの大雨で土砂災害が起こりやすくなっていますので、引き続き警戒して下さい。

熊本県は昼頃まで激しい雨

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きょう14日(火)午前11時25分現在、梅雨前線に伴う雨雲が熊本県や九州南部付近にかかっています。雨雲はやや弱まってきていますが、熊本県の被災地などでは昼頃まで激しい雨が降るおそれがあります。

雨が止んだあとも、土砂災害に警戒

九州北部地方は、大雨の峠は越えつつありますが、午前9時までの24時間雨量は、福岡県英彦山で185.0ミリ、長崎県対馬市厳原151.5ミリ、佐賀県鳥栖市120.5ミリ、熊本県山都町119.0ミリ、大分県中津市耶馬渓116.5ミリ、熊本県甲佐町114.0ミリなど大雨になりました。
新たな大雨により、九州北部は地盤が緩み土砂災害が起こりやすくなっている所が多くなっています。土砂災害は雨が止んだ後でも発生するケースもあります。崖や山の斜面など普段見られないような地形の変化がみられる所には絶対近づかないようにしましょう。

九州北部 午後は大雨の峠越えるが、土砂災害に警戒