インテルに所属するウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンは、逆転でのスクデット獲得を諦めていないようだ。『フットボールイタリア』が伝えた。

13日に行われたセリエA第32節でトリノをホームに迎えたインテル。17分にGKサミールハンダノビッチファンブルから先制を許すも、後半立ち上がりの48分にDFアシュリーヤングが同点ゴールを奪うと、直後の51分には左CKの流れからゴディンが頭で押し込み逆転。その後、FWラウタロ・マルティネスがゴールを重ねて、3-1の逆転で3試合ぶりの勝利を飾った。

この勝利により、ラツィオアタランタを抜いて2位に浮上したインテルだが、首位ユベントスとの実質的な勝ち点差は9ポイント。逆転でのスクデット獲得には依然として厳しい状況だ。

しかし、決勝点となるセリエA初ゴールを挙げた殊勲のゴディンは試合後、イタリアスカイ』のインタビューで、逆転でのスクデット獲得が可能だとの見解を示した。

「不振に陥っている際にはどんな形でも勝つことが重要なんだ。試合は予期せぬ形で始まった。ただ、ミスを悔やむつもりはない。ただ、そこから学び、健全な形で自己批判を繰り返していくだけだ」

「僕たちは2位に留まるチャンスを得た。このポジションを守るために全力を尽くすよ。さらに、ユベントスに近づくためにも、すべての試合に勝つことを考えなければならない。一試合一試合に集中し、その後の行方を見守るつもりさ」

また、高年俸を受け取りながらも思ったほどの出場機会を得られていないこともあり、ゴディンに関しては今夏の退団の可能性が取り沙汰されている。しかし、ウルグアイ代表DFはその噂を一蹴している。

「ポジティブなレベルを保てている。ヴェローナ戦でも良い感じだったし、今夜もね。監督から求められたときはいつでもチームを助けられるように全力を尽くしている」

ピッチ内外でチームを助けるためにここへ来たんだ。僕はどこにいても常に勝利のメンタリティを持ってきたし、いつでもポジティブに働ける能力を備えている」

インテルとは3年契約を結んでいるし、ここに留まり、インテルと共に何か素晴らしいことを成し遂げたい」

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