永瀬廉(King ＆ Prince)主演の映画「弱虫ペダル」の公開日8月14日(金)を1カ月後に控えて、東京・秋葉原でイベントが行われ、永瀬をはじめ、伊藤健太郎、橋本環奈、坂東龍汰、竜星涼、栁俊太郎、菅原健、三木康一郎監督らが出演。永瀬は劇中で使用していた自転車に乗って、会場に登場した。
【写真を見る】ロードレースシーンの撮影について「”限界のその先”に行ってました」と振り返った永瀬廉
主人公の高校生・小野田坂道が地元の千葉から秋葉原までママチャリで通学しているという設定にちなんだこの登場だが、ほかの出席者たちが先に壇上で待つ中、King ＆ Princeが歌う映画の主題歌「Key of Heart」に乗せて現れた永瀬は「これ、シュールじゃないですか？ 大丈夫ですか？」と、ちょっぴり照れくさげ。
続けて「でも、久しぶりに自転車にまたがって、坂道に戻ったみたいな感覚になりました」と、心境を聞かせた。
司会者からロードレースシーンの撮影について聞かれると「もうやるしかないっていう感じで、暑かったり、寒かったり、風が強かったりといろいろな状況で撮影してたので”限界のその先”に行ってました」と振り返った。
すると、監督から「最初は自転車シーンの撮影は大変だろうと思って、グリーンバックで走らせて背景はCGにするつもりで台本を考えてました。でも、どこかのタイミングで『これは全部やらせたほうが面白いな』と思って(笑)」と告白。
永瀬は「CG案があったことさえ、知らなかったです。監督は僕らが苦しい表情をすればするほど喜んでました」と苦笑し「男性が多い現場でしたけど、その中に(マネージャー役の)環奈ちゃんがいることで和んだり、テンション上がったりっていうのはありました」と撮影を振り返った。
最後に出演者を代表して、映画のアピールを任された永瀬は「僕らも全身全霊で自転車に挑みました。ロードレースの熱や疾走感を大事にしつつ、青春の尊さや今の時代だからこそ大切にしたい人とのつながり、がんばろうという気持ちを思い出させてくれる作品になったと思います」と語って、イベントを締めた。（ザテレビジョン・取材・文＝青木孝司）
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