沢口靖子主演を務めるドラマスシャル「お花のセンセイ」(夜9:00‐10:54 、テレビ朝日)が8月30日(日)に放送される。沢口がテレビ朝日の新作ドラマに出演するのは、「松本清張生誕100年特別企画 疑惑」(2009年テレビ朝日)以来、約11年ぶりとなる。

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本作は、沢口演じる華道家元・鳳丸子が国会に殴り込む社会派コメディーミステリーかれんで清廉、日本全国に門下生を持つ丸子は、いわゆる“みこし候補”として衆院選に担ぎ出される。

しかし元来、丸子は困った人々を見捨てることのできない優しさを持ち、かつ生真面目で頑固な性格。さらに一人の少女から陳情を受けたことをきっかけに、党の重鎮たちの意に反して大暴走するというストーリーが描かれる。

今回、沢口は華道家元にして新人議員の鳳丸子を演じ、初の衆院議員役に挑む。選挙につきものの“政見放送”も体験。演説のせりふは台本約3ページにも及んだが、沢口はその全てを完璧に頭に入れて、たった一人カメラに向かって思いの丈を語るという難しいスピーチシーンをやり遂げた。丸子は華道家元でもあるため、花を生けるシーンにも挑戦した。

■ 丸子の秘書・幸田幸喜役には八嶋智人

新人議員・丸子の秘書・幸田幸喜を演じるのは、名バイプレイヤー八嶋智人。沢口と八嶋は2001年の舞台「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」、大河ドラマ新選組!」(2004年NHK総合)で共演したことがあり、実に約16年ぶりの顔合わせとなった。 

さらに本作には、コミカルからシリアスまで自由自在にこなす梶原善が、丸子や幸田と衝突しながらも、いつしかブレない丸子の志に心を動かされ、協力する新聞記者役で出演する。 

また、西岡徳馬と麿赤兒が、互いにいがみ合う与党の重鎮役で登場。圧倒的な存在感で、老練な派閥の領袖(りょうしゅう)として、新人議員・丸子を翻弄(ほんろう)していく。 

そして、芸能界のレジェンド伊東四朗が丸子を見守る叔父役で出演。伊東も、舞台「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」をはじめ、沢口とは舞台やドラマで度々共演している間柄。

俳優として信頼し合う2人の絆が、ドラマに温かい空気をもたらしていく。このほか、吉満寛人、伊藤修子ら実力派や個性派キャストが集結し、極上の社会派コメディーミステリーを紡ぎ上げる。

沢口靖子コメント

――八嶋さんの印象は?

八嶋さんとは2001年の舞台「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」で共演しましたが、そのときの八嶋さんは動きやせりふ回しが軽快で三谷幸喜さん作のコメディーをさらに面白おかしく演じられて、作品を力強く引っ張ってくださったという印象がありました。

今回、久々にご一緒しましたが、お芝居が面白くて心くすぐられて、リハーサルのときに笑ってしまうことが何度もありました。

少年のようなチャーミングさをお持ちで、現場も和ませてくださる。その一方で、シリアスな芝居も魅力的な方です。

――初の衆院議員役ですが、参考にしたことはや政見放送を撮影した感想を教えてください。

舞台となる政治の世界をイメージするため、畑違いの人物が政界に入る、というストーリードラマ作品を、何作か拝見しました。

政見放送シーンは脚本をいただいてから、毎日唱えるようにして覚えました。撮影ではとても広いスタジオにポツンとテーブルとイスが置かれていて、カメラに向かってごあいさつをしました。

いろいろな角度から撮ってくださったので、意外と時間がかかっているんですよ(笑)

――本作で演じられたのは、“マリコ”ではなく“丸子”。役名を聞いていかがでしたか?

丸子は自分の身近にはいなかったので、ユニークな名前だなと思いました。マリコと丸子の共通点は2人とも、あっけらかんと明るいところでしょうか。

でも、マリコは科学オタクで、自由でフランクで、マイペースで、周りを巻き込んでしまう人。丸子は穏やかで落ち着いていて、安心感を周りの人に与えてあげる人です。名前のイニシャルは同じですが、全然、違うタイプですね(笑)

――視聴者の皆さまにメッセージをお願いします!

このところ、警察関係の役柄が続いていたので、まったく違う、新たな一面を表現できる役をいただけて、とても感謝しています。ご一緒したいと思っていた八嶋さんと共演がかなって、とてもうれしくて、現場でも毎日楽しく過ごしました。

社会派ドラマであり、ヒューマンドラマでもあり、そして丸子や八嶋さん演じる幸田さんの成長物語でもあります。どうぞご期待ください!

八嶋智人コメント

――沢口さんの印象は?

沢口さんは昔も今も、とにかくキラキラしています。かわいくて奇麗だし、なんといっても清らか。体の中、内臓だってすべてが奇麗なのだと思います。実は先日、部屋を掃除していたら、2001年に共演した舞台のパンフレットが出てきたのですが、沢口さんは当時と何一つ変わってないんですよ!

沢口さんの変わらなさは、内側の清らかさから来るんだなということが今回、よく分かりました。

それと、以前からちょっとおとぼけなところをお持ちで、以前、大河ドラマ新選組!」で一度だけ奇跡のような共演シーンがあったのですが、今回そのときのことをお話ししたら、長~いこと考えられた挙句、「…そんなシーンありましたっけ?」って。でもそんなこと言われても、なんかうれしいです(笑)。僕は今回も沢口さんの魅力にまいっています! 

――“秘書”として衆院議員・沢口さんの活動をご覧になっていかがですか?

沢口さん演じる丸子さんは、ただただ人を助けたい一心で動くんです。本来、政治家の原点はそうあるべきなのに、最初はみんな志高くても、魑魅魍魎がはびこる世界に入ったら変わっちゃうんですね。

そんな政治の世界でも強く、清らかであり続ける丸子は、まさに沢口さんそのもの。沢口さんはお芝居にも誠実に向き合って、何か違いがあれば質問し相談し修正して、さらに前に進んでいく。

政治家さんも、そういう感覚を保ち続けるのが大切なんじゃないかな、と強く思いました。

僕が演じる秘書の幸田は、実はある思惑を秘めているのですが、丸子さんのまっすぐさに触れて間違いに気付かされていく。だから、丸子さんへの寄り添い方の変化に気を付けて演じています。

――視聴者の皆さまにメッセージをお願いします!

混沌(こんとん)とした今、理想ばかり言っても受け入れられない人もいるかもしれないですが、でも“この人なら現状を突破できるんじゃないか”と思わせる強さが、丸子さんにはあるんです。

このドラマは、きっとご自分と社会との関係を考える機会になるんじゃないかな。ご覧になった方が「次は選挙に行こうかな」なんて思ってくれたらいいなと思っています。(ザテレビジョン

沢口靖子主演のドラマスペシャル「お花のセンセイ」が8月31日(日)に放送される