上海上港に所属する元ブラジル代表FWフッキ(33)が現行契約満了後の移籍意思を明らかにした。

かつてJリーグでも活躍したフッキはポルトゼニトを経て、2016年から上海上港でプレー。その中国でも馬力溢れるプレーを披露して公式戦125試合69得点53アシストを記録している。

しかし、上海上港との契約は2020年12月31日まで。今季限りで契約切れのフッキだが、新たな国での挑戦を視野に入れているようだ。母国メディア『GloboEsporte』でこう述べた。

「僕の契約は12月までだ。すでに話し合いで契約を更新したくない旨も伝えてある。今はプロポーズの雨が降っている。いくつかの国からね。チャンピオンズリーグを戦う欧州のチームやブラジルのビッグクラブからのものもある」

「中国からもあるが、もうこれ以上はここでプレーしたくない。最高のものを選べるよう神に祈るよ。金銭面を重要視しているわけじゃない。どこなら一番幸せなのかを優先に考えている。まだ何も決めていないが、12月にフリーになるのは間違いない」

また、今月25日の誕生日で34歳となる自身のコンディションにも言及。健在ぶりをアピールした。

「あともう少しで34歳になるが、身体の調子はすごく良い感じだ。今も最高の状態だと思っている。体脂肪率は1年前まで11%だったが、今は8%。昔より自分をケアするようにしている。肉体的にも、精神的にも成熟していて、まだまだ何年もレベルの高いサッカーができる感覚がある」

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