小田急線に「赤い1000形電車」が走ります。これは、小田急線では見られない小田急電車。うぉぉー!

【画像】「ベルニナ号」の愛称を持つ箱根登山鉄道の赤い1000形の姿

 小田急電鉄が、2020年7月23日の「箱根登山鉄道全線復旧」を記念して普段は見られない特別運行を行います。2020年8月1日8月31日の期間、小田急線全線で特別な1編成を運行します。

小田急線では見られない小田急電車?

 箱根登山鉄道は、芦ノ湖の海賊船や箱根ロープウェイなどとともに、箱根観光における主要交通機関に据える小田急グループ企業。2019年10月の台風19号で被災し、箱根湯本駅強羅駅間で長期運休していましたが、7月23日に全線が復旧します。

 赤い1000形電車は、小田原~箱根湯本間を走る専用車両として2009年に登場しました。箱根登山鉄道1000形2000形と同じ真っ赤な塗装が特徴です。

 小田急の車両でありながら、小田急線を走行するのは夜間に小田原駅本厚木駅を1往復するときだけという珍しい存在でした。

多摩線江ノ島線にも入線して箱根登山鉄道の復旧を祝う

 今回の赤い1000形特別運行は、銀色の1000形と連結した10両編成で小田急線の全線を走行します。基本は箱根登山鉄道用であり、これまで試運転や突発的な運行などでしか姿を見せたことがなかった新宿駅藤沢駅へ、さらには片瀬江ノ島駅多摩線にも初めて入線します。これもレア!

 車内では、箱根の風景や箱根登山鉄道の観光名所のポスターを提示し「箱根へ」をアピール。日中の新宿駅停車中や走行中には、箱根の観光ルート「箱根ゴールデンコース」の60周年を記念したテーマ曲「HAKONECTION(ハコネクション)」を放送します。

 この特別運行に、ネットでも「撮りに行かないと」「アツすぎでしょ」などのコメントが寄せられていました。中には2020年7月6日に行った「赤い1000形電車の新宿駅までの試運転」が今回の特別運行のためだったのでは? と振り返る声も上がっていました。

 小田急全線運行の中での1編成のみのため見つけるのは少し難しそうですが、不安が去ったら思わず箱根へ行きたくなりそう。小田急に乗るときは赤い電車がいないか要チェックです。

(呼んでる渋沢)

小田急が特別運行する登山電車カラーの1000形電車