女優・声優の小宮有紗が主演する映画『13月の女の子』より、予告編が解禁。併せて、追加キャストとして、今野杏南、津田寛治、中島由貴が出演することが発表された。

【写真】『13月の女の子』追加キャスト&場面写真

 本作は、2017年、2019年に公演され好評を博した舞台『13月の女の子』を原案として映画化。舞台版でも脚本を担当した角畑良幸(フロアトポロジー)が脚本を、映画『名前』『ねこにみかん』などで評価を得た新鋭・戸田彬弘が監督・編集を担当する。主演は、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』での黒澤ダイヤ役や、Aqoursとして活躍するなど、注目の若手女優・小宮。初主演となる今作では、親友を失い戸惑う女子高生・穴森一穂役を演じる。そのほか、秋本帆華、萩原みのりらが共演する。

 今回新たに発表されたのは、3名の追加キャスト。今野は、主人公の一穂たちが通う高校の保健医で少女たちを見守る三ノ輪由梨役。戸田監督がメガホンをとった映画『名前』(2018)でも主演を演じた津田は、一穂たちの担任の先生・井上努として友情出演。また、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の乙倉悠貴役や『バンドリ!』の今井リサ役など、声優として幅広く活躍する中島が一穂の妹・穴森七海役で特別出演する。

 予告編は、主人公の一穂が、担任の井上(津田)から、親友の唐木田巫女(秋本)が亡くなったと告げられる衝撃的なシーンからスタート。「巫女に会わせてよ」と嘆き悲しむ一穂は、ある日、謎の転校生・浮間莉音(萩原)から「会わせてあげる。唐木田巫女のことを思って目を閉じて」と言われる。その場面から、親友との別れを描く青春映画のようだったそれまでの雰囲気から一変。一穂が目を開けると、そこはもうひとつの世界だった。

 別の世界に飛び込んだ一穂は、そこで亡くなったはずの唐木田巫女と出会い抱きしめる。「本当に違う世界から来たんだったら、早くもとの世界に戻ったほうがいい」と巫女から言われるも「私は巫女のいない世界になんて戻りたくない」ときっぱり告げる一穂。果たして、亡くなった友達を求めて限界を超えた一穂の運命は。少女たちの純粋な友情の行方に興味が高まる、美しくファンタジックな予告編となっている。

 映画『13月の女の子』は8月15日より公開。

映画『13月の女の子』場面写真 (C)2020 映画「13月の女の子」製作委員会