ローマは15日、セリエA第33節でヴェローナとアウェイで対戦し、2-1で勝利した。

リーグ戦2連勝中の5位ローマ(勝ち点54)は、直近のブレシア戦から先発を5人変更。カリニッチやコラロフ、GKミランテらに代えてジェコやムヒタリアン、GKパウ・ロペスらが先発に名を連ねた。

試合は開始早々にスコアが動く。8分、ローマはドリブルでボックス左から侵入したヴェレトゥの横パスに反応したペッレグリーニがボックス内でエンペレウルに倒されPKを獲得。このPKをヴェレトゥがゴール右隅に確実に決めた。

先制点で主導権を握ったローマは、28分にもジェコとのワンツーで相手DFの裏を狙ったムヒタリアンがボックス左に流れながら強引に左足を振り抜く。しかし、このシュートは左ポストを直撃しゴールとはならず。

その後はヴェローナにボールを持たれながらも、要所で良いボール奪取からカウンター狙うローマ。すると、前半アディショナルに決定機が生まれる。49分、相手ボックス手前でラゾビッチのクリアミスを奪ったムヒタリアンがワンタッチで縦にパスを送ると、抜け出したスピナッツォーラのクロスをジェコがヘディングで叩き込んだ。

2点のリードで前半を終えたローマだったが、後半開始早々に失点を許す。47分、ボックス左から侵入したザッカーニに縦への突破を許すと、折り返しをゴール前に走り込んだペッシーナに巧みなヒールシュートで流し込まれた。

1点を返されたローマは58分、ペッレグリーニのロングパスで右サイドを抜け出したブルーノペレスがボックス右から侵入そラストパス。しかし、ニアに走り込んだジェコのシュートは枠の上に外れた。

さらに64分には、右サイドから仕掛けたペッレグリーニが飛び出したGKをかわすと、ボックス右深くから折り返しを供給。これムヒタリアンが右足で合わせたが、シュートはゴール前に戻ったラゾビッチのクリアに防がれた。

追加点が欲しいローマは、66分にペッレグリーニ、A・ディアワラ、ブルーノペレスを下げてザニオーロ、クリスタンテ、ザッパコスタを投入。すると73分、スピナッツォーラのラストパスをボックス右で受けたジェコがフリーでシュートを放ったが、これは枠を外した。

その後も危なげない試合運びを見せたヴェローナに決定機を作らせなかったローマが、そのまま2-1で勝利。前半の2ゴールで逃げ切ったローマが3連勝を飾っている。

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