ラツィオは15日、セリエA第33節でウディネーゼとのアウェイ戦に臨み、0-0で引き分けた。

前節サッスオーロ戦を終了間際の失点で逆転負けし3連敗となった3位ラツィオ(勝ち点68)は、次節ユベントスとの直接対決を控える中、現状のベストメンバーで臨んだ。

15位ウディネーゼ(勝ち点35)に対し、インモービレとカイセドの2トップで臨んだラツィオが徐々に押し込む流れとするも、22分にピンチ。しかし、ボックス右からのシュートはわずかに枠の上に外れた。

その後、ラッツァーリのミドルシュートやインモービレの枠内シュートでGKを強襲したラツィオは、30分にピンチ。だが、ベカンのボレーシュートはGKストラコシャの好守で阻止した。

ハーフタイムにかけては互角の攻防を強いられた中、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、ラツィオは53分に大ピンチ。ラザーニャに独走され、GKとの一対一を強いられたが、ストラコシャがセーブして凌いだ。

さらに60分にはデ・パウルの強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、ここもGKストラコシャがセーブして救う。

しかし、その後も守護神の奮闘に応えられないフィールドプレーヤーは、全くチャンスを生み出せない。

結局、試合はゴールレスで決着。連敗を3で止めたものの、下位に沈むウディネーゼ相手に勝ち点1を得るに留まって首位ユベントスとの8ポイント差を縮めることはできなかった。

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