■「台本を読んで、真っ先に、登場人物は誰かを想う良い人ばかりの温かいお話だと思いました」(工藤遥

【動画】映画『461個のおべんとう』特報

TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美による感動のお弁当エッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)が『461個のおべんとう』として映画化。11月6日に全国公開となる。
本作の主人公で、ミュージシャンでありながら息子のためにお弁当を作り続けることを決意する、シングルファザー<鈴本一樹(かずき)>を演じるのは、井ノ原快彦。そして、一樹の息子・<鈴本虹輝(こうき)>を関西ジャニーズJr.で人気沸騰中のユニット、なにわ男子に所属の道枝駿佑が演じる。 監督は『キセキ -あの日のソビト-』『泣くな赤鬼』といった心温まる話題作を撮り続ける兼重淳が務めた。

ミュージシャンの鈴本一樹(井ノ原快彦)は妻と別れ、息子である虹輝(道枝駿佑)とふたりで暮らすことになる。思春期を迎えていた虹輝は高校受験に失敗してしまうが、翌年の春に見事合格!「高校3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校にいく」という親子の“大切な約束”を交わし、虹輝の高校生活が始まった。

ある日、中学の頃の同級生で、今では高校中の男子生徒が憧れるマドンナとなった柏木礼奈に再会し、虹輝は恋心を抱く。そして、ある生徒が礼奈に振られた理由が「太ってるから」だったと聞き、ダイエットを決意。このことが、一樹の毎日のお弁当作りにも影響が及んでいく……。

虹輝が想いを寄せる相手として登場するのは、モーニング娘。で2011年から6年間、中心メンバーとして活動し、現在テレビドラマや映画に出演し大活躍中の工藤 遥。トレードマークともいえるショートカットから一転、美しいロングストレートの髪をなびかせて、虹輝の憧れのマドンナを演じる。

【ストーリー】
長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原快彦)。父を選んでくれた息子・虹輝(道枝駿佑)が15歳と多感な時期を迎えていた時期の離婚なだけに、一樹は虹輝に対する罪悪感に苛まれていた。
そんなとき、重なるようにして虹輝が高校受験に失敗したという悪い知らせが届く。これまで自由に生きてきた一樹は、虹輝に対し“学校だけがすべてではない。自由に好きなように育ってくれたらそれでいい”と思っていた。しかし、虹輝の出した答えは「高校へ行きたい」だった。
そして翌年の春、見事に高校に合格。ここで一樹はある質問をした。「学校の昼食なんだけど虹輝はどっちがいいの? お金渡して自分で買うのと、父さんが作るお弁当」「父さんのお弁当がいい」
この瞬間「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という“大切な約束”が生まれたのだった。 慌ただしい毎日の中、お弁当を通して交錯する父と息子の想い。ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も……。一樹の怒涛のお弁当作りが始まる――。

工藤 遥 コメント
台本を読んで、真っ先に、登場人物は誰かを想う良い人ばかりの温かいお話だと思いました。撮影中は、兼重監督の鼻歌に対するツッコミと笑い声が飛び交う、とっても明るく楽しい現場でした! 461個という想像を超える数のお弁当一つひとつにエピソードと思い出が詰まっていて、私も母の顔と作ってもらったお弁当を思い出しました。ぶつかっても、遠く離れても、繋げてくれる、そんな温かい親子の物語を見て、家族に会いたくなる作品です。



映画情報
『461個のおべんとう
11月6日(金)全国ロードショー
出演:井ノ原快彦、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)
森 七菜、若林時英、工藤 遥、阿部純子、野間口徹、映美くららKREVA、やついいちろう、坂井真紀、倍賞千恵子
監督:兼重 淳(『キセキ -あの日のソビト-』)
脚本:清水 匡、兼重 淳
原作: 渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)
配給:東映
(C) 2020「461個のおべんとう」製作委員会

映画『461個のおべんとう』作品サイト
461obento.jp
(M-ON! MUSIC NEWS)
掲載:M-ON! Press