旬の果物はそれだけでごちそう!簡単に栄養もチャージできちゃいます。夏の日差しをたっぷりと浴びた、秋の果実をおいしくいただきましょう♡

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■柿はビタミンCが豊富!低カロリーのおやつとしても♡

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柿1玉のカロリーは約100kcal。1玉食べるとお腹が満足するほどで、1日に必要なビタミンCも摂取することができます。実はレモンよりもビタミンCが多いと言われ、果物の中でもトップクラスです。



・旬の時期
柿の旬は9月から11月です。ハウス栽培や冷蔵の柿も含めると8月から1月まで楽しめます。
・おいしい柿の見分け方
全体がきれいに色づき、ヘタがきれいな緑色をしています。硬すぎや柔らかいものではなく硬さが均一であることがベスト。ヘタと実の間に隙間がないかチェックしてください。
・保存法
常温では2日ほどで柔らかくなります。濡らしたティッシュペーパーをヘタの上に置き、ラップで覆ってから冷蔵保存すると追熟を抑えることができます。
・おすすめレシピ
<柿のペクチンで固まる!ゼラチンいらずのふわふわムース

出典:photoAC ※写真はイメージです。

【材料&レシピ】2人分
柿(完熟):2個
牛乳:80ml(柿の大きさによって変わります)
砂糖:お好みで

1.ヘタの下を横に真っ直ぐ切り落とし、柿の中身をくり抜きます
2.飾り用に実の4分の1は荒くみじん切りにしてください。
3.2で残った柿と、柿の半量の牛乳を合わせミキサーで撹拌します。
4.3に砂糖を加えて混ぜ合わせ、器に入れます。
5.冷蔵庫で冷やし、固まったら2でみじん切りにした柿を飾りつけて完成です☆

柿の熟れ具合や種類によって固まり具合が異なります。プリンのようにしっかり固まる場合や、ムースのように滑らかな食感など、でき上がりが楽しみになるレシピです。

■秋に旬を迎えるぶどうは疲労回復にも効果あり☆

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ぷっくりとした実に、芳醇な甘さがおいしいぶどう。目の疲れに良いとされるポリフェノールが豊富で、疲労回復にもおすすめです。



・旬の時期
さまざまな品種がありますが、8月~9月に旬を迎えるぶどうが多いです。中には晩秋まで楽しむことができるものもあります。
・おいしいぶどうの見分け方
大きさがそろっていて粒に張りがあるものを選びましょう。黒系や赤系の皮は色が濃く、黄緑系は色が鮮やかなものがおすすめ。皮についている白い粉は天然成分が表面に出てきたもので、雨や朝露を防ぐ役割をしています。無害ですので無理に落とす必要はなく、新鮮な証です。

・保存法
ふどうはあまり日持ちしないため、冷暗所や冷蔵庫で保存しましょう。新聞紙やポリ袋で包むと乾燥しにくくなります。食べる前に20~30分常温に置いておくとより甘みを感じやすくなります。
・おすすめレシピ
ぶどうをまるごと味わう、つるりとした食感のゼリー

出典:photoAC ※写真はイメージです。

火を使わずにできる簡単レシピです。お好みでナタデココを入れると違った触感で楽しめますよ♡

【材料&レシピ】2人分
ぶどう:適量
ナタデココ:適量
ぶどうジュース(果汁100%):250㎖
ゼラチン:5g
水:大さじ2
砂糖:大さじ1

1.


ゼラチンを水に溶かし、600Wの電子レンジで20秒加熱します。
2.


1にぶどうジュース、砂糖を入れ混ぜます。
3.


ぶどうナタデココを容器に入れ、2で混ぜ合わせたものを注ぎます。
4.


冷蔵庫で2時間冷やして完成です☆

ぶどうの実が大きい場合は食べやすいようにカットしてくださいね♡

りんごを食べてお医者さんいらず!?栄養豊富な果物の代表格

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一年を通して店頭に並ぶりんごですが、やはり旬の時期が一番おいしいですよね。食物繊維も豊富でおなかにやさしい果物です。



・旬の時期
10月から1月にかけておいしいりんごが食べられます。
・おいしいりんごの見分け方
全体が色づいていて、お尻の部分が緑色に残っていないことです。皮に張りがあり指で軽く弾いてみると澄んだ音がします。
・保存法
ポリ袋に入れて密封するか、ラップに包むなどして乾燥を防ぎましょう。冷蔵庫の野菜室で保存をしてください。
・おすすめレシピ
<寒い季節にピッタリ!じゅわっと甘い焼きりんご

出典:photoAC ※写真はイメージです。

【材料&レシピ】
りんご:1個
バター:小さじ1~2
砂糖:小さじ1~2
シナモンウダーシナモンシュガー:小さじ1

1.りんごを良く洗います。包丁で芯の周りに切り込みを入れ、底を抜かないようスプーンで芯をくり抜きましょう。
2.くり抜いた部分に砂糖、シナモンの順で詰めていき、最後にバターで蓋をします。
3.竹串や爪楊枝をさしてりんごに数か所穴をあけます。
4.オーブンを220度に予熱し、予熱完了後、深めの耐熱皿にりんごを入れ、30分焼いて完成です☆

温めるとりんごの中に入れたバターや砂糖が溶け出してくるので、深めのお皿がおすすめですよ。

ザクロは紫外線を浴びた後におすすめの果物☆

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秋の果実であるざくろは、宝石のような真っ赤な実が特徴です。化粧品の原料にも使われ、美白効果やアンチエイジングが期待できるといわれています。ざくろの歴史は古く、約5000年以上前から栽培され、旧約聖書や古代の医学書にも登場します。イランからシルクロードを渡って中国・ヨーロッパに広まり、日本には平安時代に伝来しました。実がぎっしり詰まっていることから、中国では子宝や子孫繫栄のシンボルとして、おめでたい席には欠かせないものとなっています。



・旬の時期
夏の終わりから秋に収穫されます。果皮が破れているものが熟したサインです。
・おいしいざくろの見分け方
全体がしっかり赤く色づいているものを選びましょう。完熟すると皮が自然に割れるので、食べごろのサインです。
・保存法
皮を剥かない状態だと常温でも日持ちします。冷蔵庫に入れる場合は乾燥を防ぐため、ラップに包みしっかりと密閉した状態で保存しましょう。
・おすすめレシピ
<女性にうれしい効果がたくさん!きれいなルビー色のザクロドリンク>

出典:photoAC ※写真はイメージです。

【材料&レシピ】1杯分
ざくろ:1個
水か炭酸水:適量

1.
ざくろの実を皮から外し、水で洗います。
2.
飛び散らないように深めの容器に入れ、実をつぶしましょう。
3.
種を取り除くため、茶こしで漉します。
4.
お好みで水や炭酸水で割ってでき上がりです☆

ざくろの実を房から取るとき、黄色い皮をきれいに取り除いてください。あとはしっかりと潰して果汁を絞りましょう!

■秋の果物をフルーツ狩りで楽しもう!

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秋に旬を迎える果物はフルーツ狩りでも楽しむこともできます。地域や品種によって差はありますが、人気のぶどうは8月から10月下旬まで、りんごは9月から11月下旬までのところが多いようです。自分で採って食べる果物は特別感があり、より一層おいしく感じられますよね。みずみずしさもそのまま楽しめ、フルーツ狩りのツアーもありますよ。


■体にいいことがいっぱい!秋の果物を楽しもう
旬の果物は、その時期に体が欲している健康効果を備えています。桃などの夏の果物は水分が多く、冬の果物は免疫力を高めるビタミン源が多いなど、四季によって果物の特徴も変わります。私たちが自然と食べたくなるのも分かりますね。秋から冬の旬の果物は、寒さから体を守るための栄養をたくさん含んでいます。春にもおいしい果物がありますが、これからの時期も旬を迎える果物がたくさん♡旬の果物は比較的安く手に入るので、日常的に取り入れて体も肌も健やかに保ちましょう。
(mamagirl
掲載:M-ON! Press