■自粛期間で発見! 白昼の母子の関係性
自粛期間中は、ずーっと家で過ごしていたので、家族について再発見したことがあります。それまでは、朝と夜だけの付き合いだったのが、「あ、こんな一面もあるんだ!」と。

たとえば、ウチの息子って奥さんにやたらとちょっかいを出してるんです。奥さんのお尻を叩いては逃げたり、スカートのなかに潜ったり……。
奥さんが「やめてやめてー!」と言っているのをゲラゲラ笑っては、またちょっかいを繰り返しているんですよね。

奥さんには、「クセになっちゃうから、ちゃんと注意したほうがいいよ」とは言ってみたものの、いつまでたっても「ダーメ! やーめーてー!」という関係性を続けていました。

2歳児男子としてはコミュニケーションのひとつなんでしょうけど、このまま成長したらまわりの女性から嫌われるぞ、と心配です。
幼稚園で女子に変なことしないかなぁ、と。心配しすぎですかね?









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山本博 (ロバート)(@yamamotohiroshipapa)がシェアした投稿 - 2020年 4月月15日午前4時13分PDT



■息子が好きなのは「キリン」よりも「麒麟がくる
でも、この3カ月で息子の成長をすごく実感しました。とくに違うのは言葉ですね。会話がほぼ通じるようになってきて楽しいです。

そして、最近のブームは、テレビで見たものを完コピすること。もちろん、言葉の意味はわかってないけれど、セリフのニュアンスを真似してるんです。

なかでもハマっているのがNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。「キリンさん見る! キリンさん見る!」と言って、何度も見ています。
そして、戦のシーンになると息子が突然、掃除機の柄の部分を足軽の槍に見立てて、テレビの前で「エイ、エイ、オー! エイ、エイ、オー!」と叫ぶんですが、そのタイミングが完璧なんですよ。

ほかにも、長谷川博己さん演じる明智光秀が、本木雅弘さん演じる主君・齊藤道三に、「殿、堺の鉄砲にございます」と鉄砲を献上するシーンがあるんですけど、そこでは掃除機の柄を僕に差し出すんです。僕はそのたびに「いい代物じゃあ」と言わないといけない。

もともと、自分と同じ歴史好きになってくれればいろんなことが一緒に楽しめるな、と思っていたので、『麒麟がくる』の完コピも温かく見守ってきたんです。でも最近、強力なライバルの存在が現れました。親戚からヒーローもののお面をもらって、ものすごくハマってるんです。

我が家の息子、これまでヒーローものは見てないんです。なのにあんなにハマるっていうのは、ちびっ子の心をくすぐるものがやっぱりあるんでしょうね。でも、ヒーローどハマり路線に進んでしまうと出費が気になります。1個買ったらそこから10個オプションがついてくる、みたいな……なかなか悩ましいです。


■「あつ森」と「エキサイトバイク」に熱盛な2歳児
まだ仮面ライダーにも戦隊にもウルトラマンにも染まっていませんが、その代わり、ゲームには早くも染まっていますし、息子の成長を感じる場面が結構多いんです。

僕も、奥さんも「あつ森」こと、Nintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」が最近のお気に入り。奥さんの方がよりハマってるんですけど、息子は奥さんのプレーを見て、森の住人の「レロレロ……レロレロレロレロ……」という喋り方を真似してケラケラ笑ったりしています。

そこまでは「微笑ましいな」と思っていたんですけど、先日、知らぬ間にコントローラーをさわって、人の家で物をあげたり、ショッピングをしたり……。
Aボタン連打でできることだけなんですけど、勝手に遊んでいてちょっとビックリしましたね。

あつ森」以外でも、僕の持っているファミコンのレトロゲーム・コレクションを引っ張り出してみたら、息子も興味津々。なかでも熱中しているのが「エキサイトバイク」です。ボタンを押すだけでとりあえずまっすぐ走るので2歳児でも楽しめます。

もちろん、コース攻略なんかはできませんが、なるべく簡単なコースを作ってあげて、ゲーム時間を共有しています。

歴史とゲーム、僕の趣味が着々と受け継がれているなぁ、と感じた自粛期間でした。
(mamagirl
掲載:M-ON! Press