レアル・マドリーベルギー代表GKティボー・クルトワが、移籍後初タイトルを喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

6日にラ・リーガ第37節でビジャレアルをホームに迎えたマドリーは29分にFWカリム・ベンゼマがシーズン20点目となる先制点を記録。77分にはDFセルヒオ・ラモスが得たPKからベンゼマが再びゴールネットを揺らすと、試合終盤に1点を返されるも、2-1で逃げ切り、3シーズンぶり34回目のラ・リーガ制覇を成し遂げた。


後半アディショナルタイムに決定機を2本阻止したクルトワは、マドリーで初タイトルを獲得。「23」というリーグ最少失点でサモラ賞(最優秀GK)の受賞が濃厚となっている。

クルトワは、再開後絶好調だった理由として、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による中断期間で努力を怠らなかっただからだと述べている。

「とても幸せだね。このクラブでのリーガ優勝は夢の実現だ。守備がカギだった。毎試合5ゴールした場合、2失点しても余裕はある。けど、リーグ戦の後半戦は多くのゴールを決められなかった。だから、最終ラインが強固であることは重要だ。サッカーは11人で攻撃し、11人で守るものだよ」

「FWの選手が得点するように、僕はシュートを止めてポイントを獲得する。それはチーム全体の仕事だよ。全て勝ち取ることが目標だった。ユーロや、ワールドカップのように1試合ずつ戦った。10連勝はスペクタクルで、中断期間中にみんな努力をしたことを示している。僕は自分のチームを信頼して、実行したことを証明した」

この試合でクルトワは67分にDFシャビ・キンティージャと激しく交錯。相手DFの足が顔面にヒットしていたが、「少し首が痛いけど、頭は硬かったみたいだね。診断してもらって問題なかったから、めまいもなくプレーを続行した」と痛みはあると述べながらも、冗談を交えながら無事であるとコメントした。

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