「みんなのユニオン」は、不当な解雇、雇い止め、内定取消、セクハラに関して無料相談を行なっています。このたび、当ユニオンの組合員がパワハラからの違法解雇を受け、団体交渉によりそのお悩みを解決しました。



パワーハラスメントは「いじめ」!大人として恥ずかしい


多くの大人は、子供に「いじめはいけないよ」、「人に優しくしなくてはダメだよ」と聞かせると思います。
もちろん、いじめは良くないことなので子供にそう教えることは何も間違いはございません。
しかし、「いじめはいけない」と聞かされた子供が、大人の「いじめ」を見たらどう思うでしょうか?
会社内で、上司から部下への必要以上の叱責。「死ね」、「使えねぇクズ」などの暴言。「反省の色が見えない」と、土下座の強要。殴る、蹴るの暴力。
大人がいじめをしているのに、なぜ子供に「いじめはいけない」と言うことができるでしょう。
子供の手本になるべきなのに、大人のいじめ=パワーハラスメントは年々増加しています。
平成30年度には8.2万件を超え、その数字は前年度比で約1万件も増えています。
強き者が弱き者を挫く。そのような社会、嫌ですよね。
当ユニオンはこのたび、ひどいパワーハラスメントを受け、不当に解雇された組合員(男性)からの相談を受けました。
パワハラと不当解雇という辛い思いをしたその組合員の解決までの道のりを、ご覧ください。


5時間も罵倒された!そして待ち受けるは不当解雇


※プライバシー保護のため内容を一部変更しております。
「え? 契約打ち切り、ですか?」
「そうだ。まったく、てめぇみたいな使えねぇのがいるから、うちの会社の評判が下がるじゃねぇか!」
狭い個室。私と向かい合うのは、上司の田中さん。
田中さんは顔を真っ赤にして、私に唾がかかる勢いで罵声を浴びせてきた。
私は田中さんの嫌味や罵倒を、ひたすら詫びて耐えた。気付けば、5時間が経過していた。
私の業務内容は、お客さんである会社へ訪問して、契約期間中はそこで仕事をするというものだ。
しかし、私は契約期間満了を待たずに打ち切りされた。それが、田中さんの怒りを爆発させている。
「おい、始末書書け」
「し、始末書ですか?」
「あぁ。『次、契約を解除されたら会社を辞める』って書け」
「え⁉ そんな!」
「てめぇは文句言える立場じゃねぇだろ! 早く書け!」
田中さんは私に「始末書」と書かれた書類を力強く突き出す。私は震える手でそれを受け取ると、田中さんの指示通り、書いた。
緊張と田中さんへの恐怖で、ミミズが這ったような字になる。それでも書かなければ、この個室から出してもらえない……。

前の客先から契約解除されて、数か月後。次の客先が決まった。
今度こそ……今度こそ契約解除されないようにしないと……。
そのプレッシャーは重かった。客先で、毎日そのことばかりが頭をよぎる。
しっかり仕事をしなければ。このままでは、会社を辞めさせられてしまう……。
しかし、私の頑張りも虚しく、そこでも契約解除をされた。
また叱られる。辞めさせられる。
私が身を固くしていると、田中さんが私を個室に呼んだ。
「お前、何でまた契約解除されんだよ! ほんとつっかえねぇなぁ!!」
近くにある机を、田中さんは太鼓のように何度も叩く。音が、脳内で響き頭痛がする。
「す、すみません」
「謝って済む問題じゃねぇよ。会社が、使えない社員を客先に送ってると思われるじゃねぇか」
「すみません……」
田中さんの怒声と、机を叩く音、壁に掛けられた時計が、時を刻む音だけが聞こえる。
冷や汗が流れ、ワイシャツを濡らした。
「おい、田中くん。何をやっているんだ」
突如聞こえた呑気な声。顔を上げると、社長がいた。
「社長! こいつ、また契約打ち切りされたから始末書の通り、辞めてもらいましょう!」
「落ち着きたまえ、田中君」
社長が田中さんを宥める姿を見て、私は少しばかり期待を持った。
始末書をなかったことにして、私のことを許してくれるのではないか、と。
「で、いつ辞めるんだね?」
「え?」
「いつ辞めるんだと聞いているんだ。君は始末書の通り、退職するんだよ。君も了承、会社側も了承。合意退職だな」
「そ、それは……」
淡い期待は脆くも崩れ去った。天と地がひっくり返るような感覚を覚え、身体から力が抜けそうだった。
「ほら、会社都合だとリストラみたいで体裁が良くないからさ。良かったじゃないか、自己都合退職になって」
「おい! 始末書を書いたのはお前だぞ! 約束を守ってとっとと退職届を書け!」
冷笑しながら見つめてくる社長と、狂ったように怒鳴る田中さん。黙る私に、2人は3時間も退職届記入を勧めてきた。
書くまで帰してもらえず、私は泣く泣く、退職届にサインをした。震えた、ミミズが這ったような私の字を見て、田中さんも社長も満足そうだった。
今月末で退職。残りの在籍日数は、2週間もない。
家に帰り、そんなことをぼんやりと考えていたとき、心にわだかまりを感じた。
……この退職の仕方はおかしいのではないか? そもそも、始末書は田中さんに強要されて書かされた。今日だって、退職届にサインをしなかったら帰れなかったのだ。これが正当なら、世の中の犯罪にも正当なものが見つけられてしまうだろう。
パワハラ、始末書と退職届記入の強要……それで合意退職が成立するなんてやはりおかしい!
私はその日、インターネットであることを検索した。それは、「不当解雇」について。一心不乱にインターネットで違法解雇に関する情報を収集した。
そして、その中で出会ったのだ。
「みんなのユニオン」という労働組合と――。


労働組合とともに戦う!不当解雇を許すな!


私はさっそく、記載されている電話番号に連絡をした。
受付けの女性が電話に出て、相談担当者から折り返すという。
折り返しを待つ間、気持ちばかりが逸って落ち着かなかった。
しばらくして、電話が鳴る。
「はい、もしもし」
「みんなのユニオンの相談員です」
電話口の相談員を名乗る男性は、とても優しく柔和な声をしていた。
自分の身に起きたことを細かく話すと、男性は「それは事実上の解雇で、違法の疑いが強いです」と言い切ってくれた。
私はそこで初めて知ったのだが、強迫や錯誤による退職届記入は、取り消すことができるらしい。私の場合、強迫、強要されたものなので、事実上の解雇にあたるという。
「不当解雇の場合、会社に解決金や復職を求めることができます。そのためには団体交渉をご依頼していただかなくてはなりませんが、どうしますか?」
団体交渉……。聞いたことのある言葉ではあるが、ニュースやドラマの世界でしか聞いたことがない。
私も参加して、相手会社と対面で話すのかと思えば、「みんなのユニオン」の団体交渉のやり方はオンラインだという。
すなわち、電話やZOOMというテレビ電話のようなアプリを用い、「みんなのユニオン」の執行委員が相手の会社と交渉するというのだ。私は参加せず、家で交渉が終わるのを待っているだけでいい。
「……よろしくお願いします」
私は、解決金を求める方向で、団体交渉を依頼した。
オンラインの労働組合、オンラインの団体交渉。それがどのように解決へと進んでいくのか、不安と期待の入り混じった気持ちで落ち着きのない日々を過ごした。
そして、待ち望んでいたその日を迎える。
「相手会社と交渉をし、和解条件がまとまりました。こちらで合意するか再度条件を提示して交渉するか、お気持ちをお聞かせください」
相談員の男性から、電話がかかってきた。それとともに、メールで和解の条件が記された書類の画像が送られてくる。
そこに記されていた和解金の額は、私が納得できるものだった。
「少し、考えさせてください」
一旦電話を切った私は、その書類をじっくりと読んだあと、歓喜で震える手で携帯電話のリダイヤルボタンを押した。
「……あ、すみません。先ほどの内容で……合意します」
こうして私は、パワハラと不当解雇という二重苦の解決を、果たすことができたのである。
解決してからも、私は「みんなのユニオン」の組合員として在籍している。
入脱退はいつでもできるという自由度が高いユニオンだが、私はこのまま在籍し続けるだろう。
また不当な扱いを受けたときに、すぐ「みんなのユニオン」を頼るために――。


寄せられるお悩みは増加中!お困りの方はご相談を!


今回の案件は、パワハラを受けていた組合員が不当に解雇されるという内容でした。
退職届は、記入を勧められても退職をする義務はありません。
また、もし退職届に記入をしてしまったとしても、詐欺、強迫、錯誤等にあたる場合は取消すことができます。
団体交渉でもそれを主張し、無事、組合員がご納得いただける金額で和解となりました。
当ユニオンには、同様の案件の相談を含む、さまざまなお悩みが続々と寄せられています。
一人、またお一人と、お悩みを解決された組合員が増えてくると、当ユニオンも嬉しく思います。
「私も不当解雇に悩んでいる」
「コロナの影響で内定取消された」
不当な解雇、雇い止め、内定取消、セクハラの無料相談を行なっていますので、このような暗いお気持ちを抱えている方は、ぜひ当ユニオンにご相談下さい。
お悩み解決に向け、一歩を踏み出しましょう!


悩みを解決する


また、当ユニオンはYouTubeでも活動しています。
YouTubeでは、働く人のためになる法律を分かりやすく解説していますので、会社から不当な扱いを受けないために、ぜひこちらもご覧ください。








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