どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『DEBUT GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。

今回は元オランダ代表FWアリエン・ロッベンバイエルンで決めた最初のゴールだ。



レアル・マドリーチェルシーなどでのプレーを経て、2009年夏にバイエルンへ移籍したロッベン。昨シーズンに退団するまで、同クラブで公式戦309試合144ゴールを記録した。

そんな中で記念すべきバイエルン初ゴールとなったのが、2009年8月29日に行われたブンデスリーガ開幕節のヴォルフスブルク戦でのゴールだった。

前半を1-0とリードして折り返しバイエルンは後半開始からロッベンを投入する。すると68分、ショートカウンターからチャンスを得る。

ハーフウェイラインでボールを拾ったFWフランク・リベリーは、相手のディフェンスラインの間で待っていたロッベンへパス。リベリーからのパスを受けたロッベンはボックス内までボールを運ぶと、左足を振りぬく。低めにコントロールされたシュートは、相手DFに当たりながらもゴールネット右に決まり、ブンデスリーガデビュー戦でのゴールとなった。

さらに、80分にはカウンターからロッベンがもう1点決めているが、これをアシストしたのもリベリー。この先長きに渡りバイエルンで両ウィングを担うことになる“相棒”との連携はデビュー戦からバッチリだったようだ。

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