セリエA第34節が18日に行われ、ミランとDF冨安健洋が所属するボローニャが対戦した。12試合連続スタメンの冨安は右サイドバックで59分までプレーし、セリエA初ゴールを決めた。
試合は開始10分、ミランが先制に成功した。テオ・エルナンデスが左サイドから折り返すと、ニアのズラタン・イブラヒモヴィッチはスルー。後方にいたアレクシス・サレマーカーズが左足ダイレクトでゴール右隅に流し込んで先制点を決めた。
リードを得たミランは24分、ハカン・チャルハノールがペナルティエリア中央で相手GKウカシュ・スコルプスキの中途半端なクリアボールをカットすると、素早く右足で蹴り込んで追加点を挙げた。
2点ビハインドとなったボローニャは44分、冨安がエリア前右でパスを受けると、中央に切り込みながら左足を振り抜き、豪快なシュートをゴール左上隅に突き刺して1点を返した。
ミランは後半に入って49分、イスマエル・ベナセルがエリア中央に突破し、左足シュートを沈めてリードを2点に戻す。さらに57分には、アンテ・レビッチがエリア中央でイブラヒモヴィッチからパスを受けると、冨安を振り切って左足シュートを叩き込み、追加点を挙げた。
ボローニャは76分、相手GKジャンルイジ・ドンナルンマが味方のバックパスを手で扱ったため、エリア内で間接FKを獲得。ニコラ・サンソーネが軽く触り、フェデリコ・サンタンデールが右足を振り抜いたが、シュートはGKドンナルンマに阻まれた。
ミランは後半アディショナルタイム2分にダヴィデ・カラブリアがダメ押しゴール。試合はこのままタイムアップを迎え、ミランが大勝で8試合無敗(6勝2分け)。ボローニャは4試合未勝利(2分け2敗)となった。
次節、ボローニャは21日にアウェイでアタランタと、ミランは同日にアウェイでサッスオーロと対戦する。
【スコア】
ミラン 5-1 ボローニャ
【得点者】
1-0 10分 アレクシス・サレマーカーズ(ミラン)
2-0 24分 ハカン・チャルハノール(ミラン)
2-1 44分 冨安健洋(ボローニャ)
3-1 49分 イスマエル・ベナセル(ミラン)
4-1 57分 アンテ・レビッチ(ミラン)
5-1 90+2分 ダヴィデ・カラブリア(ミラン)
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