マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が大一番を前に敵将との舌戦を展開した。

ユナテッドは19日、チェルシーとのFAカップ準決勝に挑む。チェルシーのフランク・ランパード監督がこの試合に先駆けた会見で、ユナイテッドがいくつかの場面でビデオアシスタントレフェリー(VAR)により、有益な判定を受けていると主張すると、選手たちに「あまり飛び込まない」よう指示した。

イギリススカイ・スポーツ』によると、試合前会見に出席したスールシャール監督は敵将の発言に対して、次のように反論。ユナイテッドが受けた過去の不利なジャッジを引き合いに出して、ランパード監督の主張を一蹴した。

「まるで事実かのような話で、判定を下す人々に影響を与えようとしているかのようだ。我々がラッキーだったという周りの声も耳にするが、単にアンラッキーというよりもラッキーだったということだろう。実際の判定を見ればわかるが、オフサイドだったらオフサイド。それは明白だ」

トッテナム戦終盤に獲得したPKのチャンスを取り消され、あと2ポイントを上積みできたかもしれない。(サウサンプトンオリオル・)ロメウに関しても、メイソン・グリーンウッドに対するケガしそうなプレーレッドカードを受けるべきだった。我々のヘルプになったかもしれない」

「ウェストハムに負けたときだって、マーク・ノーブルが退場処分が下ってもおかしくなかった。要するに、マンチェスター・ユナイテッドの不利に働くような判定に覆ったことがあるということ。だから、ピッチ上のレフェリーに文句を言うべきは私の方だ」

サムネイル画像