18日に俳優として第一線で活躍中でありながら急逝した三浦春馬さん。まだ30歳の若さであったが、その30歳の誕生日である今年の4月5日にメールをした舞台共演者・飯野めぐみが三浦さんからの返答を明かしている。三浦さんはコロナ禍においても前向きだったようだ。

18日23時過ぎに「その笑顔は永遠に」と題してブログを更新した飯野めぐみ。「春馬、、まだ信じられずにいるよ 驚きすぎてものすごい声で悲鳴をあげてしまったよ。」と三浦春馬さんに語りかけるように綴った飯野は、舞台『キンキーブーツ』(2016年初演、2019年再演)で三浦さんと共演。三浦さんが小池徹平とともにW主演を務めた同作で三浦さんはドラァグクイーンローラを演じ、第24回読売演劇大賞優秀男優賞と杉村春子賞を受賞した。飯野はメインキャストのパットを演じた。

飯野めぐみは初演の2016年の舞台終了後のブログで、三浦春馬さんについて「稽古場での春馬の頑張り、でもそれ以上に楽しそうで。そりゃそうだよね、演りたい! 演る!って思ってきた役を手にしたんだもの。苦労は多かっただろうけど、それよりも喜びが勝ってたんだろうな。」と振り返り、「『他人を受け入れること』をまず実行して、いつも笑顔で受け入れてくれた春馬。だから周りもみんなすぐに打ち解けられたし、みんなもそれを実行することによって本当にハッピーな現場になりました。」と三浦さんが現場にもたらした効果にも触れていた。

また再演時の2019年には、三浦春馬さんの誕生日の4月5日はちょうど『キンキーブーツ』の通し稽古があり、その前にみんなで三浦さんの誕生日を祝った様子を飯野めぐみはブログで紹介。女装してピンヒールを履く「ローラの役作りの為に頑張ってる春馬にやさしい嬉しいバースデーケーキ」とグルテンフリーの豪華な特製ケーキとともに写る三浦さんの写真も添えた。「なんともキュートな春馬とケーキのツーショット 生まれたての柴犬のような」と表現して、ローラ役を続投する三浦さんに「ヒールでの動きもお手の物」「たくましくなったなぁ」と感心していた。

そして訃報を聞いた後の18日のブログで飯野めぐみは、今年の三浦春馬さんの誕生日の4月5日にメールをしたことを思い起こした。その頃は翌々日の7日に東京などで緊急事態宣言が出されて新型コロナウイルスの影響が大きくなってきていたが、三浦さんは「今出来る事を精一杯やって、皆んながエンタメを楽しむ余裕が持てた時にしっかり良質なものを提供出来る様に邁進する!」と言っていたそうだ。誕生日当日は三浦さん主演のミュージカルホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~』の公演が富山で予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて中止になっていた。

「語り尽くせない程のいろんな思い出がありすぎて。。」という飯野めぐみは「また一緒に舞台やろうねって言ったじゃんか。また鍋パーティーしようねって言ったじゃんか。」「でっかい口あけてぺっかり笑ってる春馬の顔しか浮かんできませんよ。みんな、春馬を愛してるよ。」「ご冥福をお祈りいたします。」とブログを結んでいる。

画像2~4枚目は『飯野めぐみオフィシャルブログ 2016年9月7日付「Kinkyキャストを写真と共に語るコーナー その4」、2019年4月6日付「We love Lora」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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