女優の貫地谷しほりが主演を務めるドラマ『警視庁遺失物捜査ファイル』が、テレビ東京系にて8月24日20時に放送されることが決まった。貫地谷は役作りのため、女優人生で初のショートカットにして撮影に臨んだ。

【写真】髪をバッサリ切った「貫地谷しほり」

 本作は、警察署に届けられた後、落とし主が現れない遺失物を取り扱い管理する“警視庁遺失物センター”を舞台とする異色のオリジナル刑事ドラマ。

 主演の貫地谷が演じるのは、ずば抜けた記憶力と観察力を駆使し、落とし物を持ち主に返すことにこだわり続ける遺失物センター職員の鈴村ヒソカ。時に彼女の落とし物への思い入れは殺人事件解決の大きな手掛かりとなることも…。共演は、警視庁捜査一課の刑事・田所浩介役に渡辺いっけい、その部下となる刑事・白川圭吾役に尾上松也、鈴村ヒソカの祖父に宇崎竜童、謎の失踪を遂げたルポライター・木下裕司役に山中崇、その木下の彼女のデコアーティストに板野友美、そして元捜査一課刑事でワケあって遺失物センターに来た山之内三郎役に松重豊

 鈴村ヒソカ(貫地谷)が働く警視庁遺失物センターに、元捜査一課の山之内三郎(松重)が赴任してくる。ある日、警備員の野崎幸久(吉田宗洋)が遺体で見つかり、殺される直前に落としたカメラが遺失物センターに届けられていた。野崎が警備先で10億円相当の絵画の窃盗事件に巻き込まれていたことから、警察は野崎が事件に関与しているとみて捜査。一方、ヒソカはカメラのデータに写っていた女性を見つけ出し、松本郁美(板野)の元を訪ねる…。

 貫地谷は「自由に動き回るヒソカを演じるに当たって今回髪を短くさせてもらいました。小学生以来の長さ、とても爽快です」と明かした上、「落とし物に異常にこだわっている変わった人と思われている役ですが、一つ一つに想いがあるヒソカの行動を演じるのはとても楽しかったです」と撮影を振り返る。

 さらに、NHK連続テレビ小説ちりとてちん』で親子役を演じた松重豊との再共演についても「とても嬉しく楽しいものでした」と語り、「少し変わったバディ?もの。彼女が何故そこまで落とし物にこだわるのか、是非ご覧いただきたいです!」としている。

 月曜プレミア8『警視庁遺失物捜査ファイル』は、テレビ東京系にて8月24日20時放送。

月曜プレミア8『警視庁遺失物捜査ファイル』に出演する貫地谷しほりと松重豊 (C)テレビ東京