サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回は、バイエルンレジェンドで元ドイツ代表MFのバスティアン・シュバインシュタイガー氏が見せた弾丸ミドルシュートだ。



バイエルンユース出身のシュバインシュタイガー氏は生え抜きの主力選手として同クラブで長年活躍。優れたパスセンスに加え、中盤からの攻撃参加もこなす万能型のMFとして存在感を示したが、2011年10月29日に行われたブンデスリーガ第11節のニュルンベルク戦では、豪快なミドルシュートを決めている。

ニュルンベルクを序盤から攻め立てたバイエルン。開始2分にはシュバインシュタイガーアシストからFWマリオゴメスがゴールを決め、先制する。その後も攻撃の手を緩めないバイエルンは19分、左サイドの連携でDFフィリップ・ラームが相手ボックス内に侵入すると、ボックス内で待っていたゴメスに横パス。ゴメスは後方で待っていたシュバインシュタイガーに落とすと、豪快なミドルシュートを放つ。ダイナミックなスイングから放たれたシュートは低い弾道のまま相手ゴールネットに突き刺さった。

豪快な“シュバイニー砲”でリードを広げたバイエルンは、その後も2点を追加し、4-0の大勝でニュルンベルクを破っている。

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