ブラシなら何でもいいというわけではないんです!ヘアブラシには種類があります。自分の髪に合うものを使ってもっとツヤツヤ髪になりましょう。

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■ブラシ部分の素材はさまざま
プラスチック(ナイロン)、木、動物の毛のヘアブラシの特徴などをご紹介します。
・【プラスチック(ナイロン)製ブラシ】気軽に洗えて買い替えもしやすい

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ナイロンなどのプラスチック製のヘアブラシは、プチプラで買い替えがしやすいのがメリットです。丸ごと水洗いできるタイプが多いので、お手入れも簡単にできます。また、ブラシ部分がプラスチックでもマイナスイオン効果のあるタイプもあり、バリエーションはさまざま。
ブローに使うときは、ドライヤーの熱で変形してしまうこともあるので気をつけながら使いましょう。またプラスチック製は静電気が起きやすいものですが、最近は静電気防止加工が施されたものもありますよ。



・【木製ブラシ】天然素材特有の温もりで頭皮のマッサージにも

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木製ブラシには日本で親しまれている柘植(つげ)をはじめ、メープルオーク、バンブー(竹)などの素材があります。
頭皮に当たる感じや手で持つときの感触に、やさしさがある木製のヘアブラシ。天然素材なので、使いこむことで肌になじんでいくのが特徴で、頭皮のマッサージにも使いやすいですね。また静電気の心配がない、というメリットもあります。
木製のヘアブラシは比較的高価ですが、使うたびにブラシに絡まっている髪やほこり、フケなどを取り除くと長く使うことができますよ。



・【獣毛ブラシ】ツヤツヤ髪♡動物の毛に含まれる油分がポイント!

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猪や豚の毛を使ったヘアブラシは、木製ブラシと同じく静電気が起こりにくいです。天然の油分が髪をツヤツヤに、そしてしっとりさせてくれる効果があり「一度使ったら手放せない」という方もいるほど☆
豚毛は柔らかいので、やさしい感触。頭皮の刺激に敏感、髪が柔らかく細いという方におすすめです。一方猪毛は硬めの感触で、油分が多め。頭皮マッサージ効果をがっつり感じたい方、毛量が多くパサつきのある髪に適しています。
獣毛ブラシもお値段は高め。密集した毛にはホコリがたまりやすく雑菌が繁殖しやすいので、こまめにお手入れをしましょう。水洗いはできるだけ避け、つまようじなどの細い棒で汚れを取り除きます。それでも汚れが気になるときは、毛の部分だけをぬるま湯でやさしく洗い、風通しの良い日陰で自然乾燥をしましょう。

■自分に合ったヘアブラシを使いたい!選び方は?
ヘアブラシは髪質や髪型に合わせて選ぶのが基本!
・使いやすさを重視して形で選ぶ!
スケルトンブラシ】

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プラスチック製のものが多いスケルトンブラシは、ブラシの毛の間隔が広いのが特徴です。髪が絡みにくいので、ニュアンスパーマをちょっとだけブラッシングしたいときに手ぐし感覚で使える、というメリットがあります。
また洗髪後、ドライヤーをかける前のブラッシングにも使えます。濡れた髪はキューティクルが開ききっているため、目の詰まったヘアブラシを使うと髪が痛む原因になってしまうので「濡れた髪はスケルトンブラシでやさしく整えて、速やかにドライヤーをかける!」と覚えておきましょう。


【コームタイプ】

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コームタイプは厳密に言うと“ブラシ”ではないですが、1本1本の間隔が広いものはスケルトンブラシと同じように使えます。
目の詰まっているものだと、さらさらストレートに最適。ストレートヘアはお出かけ先でも乱れが気になりがちですが、平たくて携帯しやすいコームタイプを使うと、いつでもすぐにお直しできるんです☆


【デンマンブラシ】

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ブラシ(ピン)の植えてある部分が、上から見ると半円状になっているデンマンブラシ。適度な重みがありストレートヘアのブローがしやすく、根元のボリュームも出しやすいように設計されているとのこと。
サイズがいくつかあるので、自分の毛の量や長さに合ったものを探しましょう。


【ロールブラシ】

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ロールブラシはブローに使えますが、特に毛先にカールをつけたいときに大活躍してくれます。おかっぱヘアの毛先を内に入れたいとき、前髪を内巻きにしたいときなどに☆
また、細いタイブのロールブラシに毛束をくるくる巻きつけてドライヤーを当てれば、即席カーリーヘアもできちゃいますよ。


クッションブラシ】

出典:筆者撮影

ブラシ(ピン)の植えてある部分にクッション性を利かせた、クッションブラシ。ブラシ部分の範囲が広いものが多く、重みもあるのでブローに適しています。
また、クッションブラシは頭皮のマッサージにも効果的。髪をときながらのマッサージや、頭皮を軽くポンポンとたたいて刺激を与えるのにも最適です!頭皮や髪質の衰えを感じている方は、試してみてくださいね。
さらに、クッションブラシはシャンプー前のブラッシングアイテムとして、ほこり落としなどにも使えます。洗髪前のブラッシングは、シャンプー剤で失われてしまう髪の油分を頭皮から補っておくためにも必須ですよ!



・髪質が気になる人にはイオン入り

「髪の乾燥や色抜けなどで、髪のパサつきが気になる」という方には、イオンを利かせたブラシをおすすめします。ダメージヘアをさらにパサつかせる原因になる静電気を防止してくれますよ!
加齢によって、髪のツヤがなくなったと感じやすい50代、60代の方にも、イオン入りのヘアブラシが人気だそう。



・持ち運ぶならコンパクトブラシがお役立ち!

旅行などのお出かけには、コンパクトに持ち運べるブラシが重宝します。折りたたみタイプ、ミラーつきなど、種類はいろいろありますよ。
万が一紛失してもいいように、プチプラのものを選ぶのもおすすめです☆



・本格的な電池式ヘアブラシも要チェック!

出典:筆者撮影

最近は、電池式でいろんな効果に特化した電動ヘアブラシもあります。磁気で頭皮の働きを元気にしてくれるもの、マイナスイオンが出て髪がさらさらになるものや、携帯できるものまであるんですよ。
家電量販店などにあるので、いろいろ試してみるのもよさそうですね。

■おすすめヘアブラシ3選!ブランドものからプチプラまでご紹介
定期的に新調したい派、ずっと愛用できるものを見つけたい派、あなたはどちら?
ダイソーの立体ヘアブラシはプチプラなのに優秀?!

出典: @ mi_ishiishi さん

意外と豊富な品ぞろえの『DAISOダイソー)』のヘアブラシコーナー。中でもSNSで話題なのが、この立体ヘアブラシ。ブラシ(ピン)の長さが3段階で違う設計になっており、髪が絡むことなくさらツヤ髪になれると人気です。
本当にそれが実感できるのか、プチプラだからお試しもしやすいですね♡

ダイソー「立体ヘアブラシ」100円(税抜)



・SNSでさらさら髪になると話題のリセットブラシ

出典:【2020最新】ツヤ髪の作り方♪自宅でできる美髪ケアや優秀アイテムは?

テレビで紹介され、話題になった電池式のブラシです。音波振動と強力な磁気の力で、とかすだけでさらさらツヤツヤの髪になるそう。ジム終わりなどにも使える携帯用のものもあり、重宝しそう!

小泉成器株式会社「リセットブラシKBE-2911」オープン価格



アナスイのヘアーブラッシュはロマンチックなビジュアルも◎

アメリカの大人気ブランド『ANNA SUI(アナ スイ)』。レディースファッションからコスメ類など、たくさんの女性を幸せにするブランドからは、ヘアブラシも出ているんですね♡
ロマンチックで洗練されたビジュアルもさることながら、ナイロンと天然毛の2段植毛で機能性もきちんと考えられたヘアブラシなのです。

アナスイ「ヘアーブラッシュ」3,000円(税抜)

■今の自分にマッチするヘアブラシで美髪を手に入れよう

出典:photoAC

髪の状態や髪型などTPOによってヘアブラシを使い分けることが、きれいな髪が手に入る近道。買い替える理由もないからと何となくずっと同じヘアブラシを使っているという方、それが今の自分に本当に合っているのか一度見直してみませんか?
(mamagirl
掲載:M-ON! Press