18日、映画『潔く柔く』の完成披露舞台挨拶が東京国際フォーラムで行われ、主演の長澤まさみ、岡田将生をはじめ、高良健吾、波瑠、中村蒼、新城毅彦監督が登壇した。

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 本作は、累計295万部突破の大ベストセラーコミック『潔く柔く』(著・いくえみ綾)を原作とした感動のラブストーリー。15歳の夏に幼なじみを亡くし、恋することが出来なくなった瀬戸カンナ(長澤まさみ)が、小学校時代に同級生と事故に遭い、自分だけ生き残った赤沢禄(岡田将生)と出会い、悲しい過去を抱えた二人の止まっていた時間が動き出す。

 長澤ら7名は、壇上に設置されたレッドカーペットの階段を下りながら登場。会場を埋め尽くしたファンから大きな拍手が送られると、長澤は「もともと『潔く柔く』というマンガの大ファンで、まさか自分がカンナを演じることになるなんて思ってもいませんでした」と喜びとともに挨拶し「作品が好きなだけにすごくプレッシャーを感じていましたが、現場のスタッフ、共演者の皆さんの優しさのおかげで最後まで演じることができました」と充実の表情を見せた。長澤とともに主演を務める岡田も「いくえみ先生の描く“いくえみ男子”を精一杯演じました。どう評価されるか不安なので、あまり厳しい目で観ないでいただきたいと心の底から思っております(笑)」といきなりのネガティブ発言で会場からは笑いが沸き起こった。

 恋愛映画に出演するのは久しぶりと話す岡田は「演じているときは気にならなかったけど、あとから冷静に自分の演技を観ると恥ずかしくなりました。これってダメですかね? すみません!」とまたも自信なさげだったが、長澤が「男の子からすると少女マンガのセリフって恥ずかしいかもしれませんね」と助け舟を出し「いくえみ先生のマンガに出てくるセリフってすごく良いセリフが多いのでぜひ注目してもらいたい」と本作の見どころを語った。

 また、劇中では15歳の高校生を演じたことについて長澤は「私は高良君と同じ26歳なので高校生役はかなり不安でした。でも高良君に『大丈夫っしょ!』と言ってもらってからは気が楽になって、とにかく楽しんでキラキラして青春時代を演じようと思えました」と高良の言葉に救われたことを明かし、高良は「『大丈夫っしょ』って言ったのは、自分の15歳の頃の感覚が今もあるから。多分見た目もそんな変わってないと思います」と自信たっぷり。しかし、岡田は「久々に自信がないながらも学ランを着たんですが、それを見た監督にクスッと笑われて。自信ないって言ってるのに笑う監督の心情が正直よくわからない!」と再三ネガティブ発言を繰り返し、新城監督から「似合ってるから笑ったんだよ」と諭されるも腑に落ちない様子だった。

 最後に長澤は「本当に優しくて温かい映画です。色んな思いが詰まっているので是非堪能してもらいたい」と話し、岡田も「人と向き合って恋愛したくなるような素晴らしい映画になっています。そして、ただの恋愛映画には留まらず、『死』というテーマも丁寧に描いているので、たくさんの人に観てほしいです」と最後はしっかりと前向きな言葉でメッセージを送った。

 映画『潔く柔く』は10月26日より全国東宝系にて公開。

『潔く柔く』完成披露舞台挨拶に登壇した長澤まさみと岡田将生