三種の乳製品が腸の元気をサポート

運動不足の弊害は体重増加だけではありません。腸内環境の乱れも深刻な弊害のひとつです。腸内環境の乱れは、便秘などの便通異常だけではなく、免疫力の低下にも直結します。そして、自宅にこもりっきりの時間を過ごして運動不足気味になりがちないま、腸内環境を整える最善の策は食の見直しです。そんなときこそ、三食の食事だけではなく、間食で食べるものにも気を遣いたいものです。

そこでおすすめしたいのが、「マンゴーグラデーションレアチーズケーキ」です。整腸作用の高いチーズとヨーグルト、生クリームの三種類の乳製品をたっぷり使用。さらに、美しいグラデーションをつくるために使用されるマンゴーピューレも栄養たっぷりと、ヘルシー度満点のスイーツです。

マンゴーは、ビタミンA・B・C、カリウム、β-カロテンが豊富な栄養満点なフルーツ。抗酸化物質もたっぷり含まれているため、アンチエイジング効果も期待できる美容のフルーツ。そんなマンゴーの栄養がギュッと濃縮されたピューレを使用しています。

表面だけでなく、切っても美しいグラデーションレアチーズケーキは、自分だけで楽しむのはもったいないほど。ヘルシーおもてなしスイーツとしても活躍してくれること間違いなしです。

マンゴーグラデーションレアチーズケーキ【材料】(直径約15㎝の底の抜ける丸型1個分)
チーズケーキ生地
クリームチーズ…250g
グラニュー糖(微粒子)…60g
プレーヨーグルト…100g
クリーム(乳脂肪分35%)…80g

ゼラチン…8g
水…40g
キルシュ…小さじ2

マンゴーピューレ…165g
カラージェル(黄)…適量

ビスケット
ブラックビスケット…90g
発酵バター(無塩)または無塩バター…15g

★カラージェルは、Wiltonのゴールデンイエローを使用しています。

【準備】
・バターを湯せんで溶かす。
クリームチーズ、ヨーグルト、生クリームは室温において常温にする。
・小さなボウルに水とキルシュを入れ、粉ゼラチンをふり入れて混ぜ、ふやかす。

【作り方】
1 《ビスケット台を作る》ビスケットを麺棒で細かく砕き、溶かしたバターと合わせる。型の底に平らに敷き、冷蔵庫で20分ほど冷やす。
2 《チーズケーキ生地を作る》ふやかしたゼラチンは湯せんで溶かす。ボウルにクリームチーズを入れてゴムべらで柔らかく練り、グラニュー糖を3回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。
3 ヨーグルト、生クリームを順に加え、そのつど泡立て器で混ぜる。2の溶かしたゼラチンをこしながら加え、さらによく混ぜる。4つのボウルに、①230g、②150g、③90g、④40gを分け入れる。生地が余ったら①に加える。
4 マンゴーピューレを①のボウルに120g、②のボウルに35g、③のボウルに10g加え、それぞれよく混ぜる。④にはピューレは混ぜない。カラージェルを楊枝でほんの少し取ってそれぞれに加えて混ぜ、4つの生地を作る。
5 型の中心に①の生地を流す。続いて②、③、④の生地を、順に型の中心にゆっくり流し、冷蔵庫で5~6時間(できれば一晩)しっかり冷やし固める。型の周りを50℃くらいの湯でぬらした布巾でさっと温めてから外す。

★生地が冷えてかたくなると、型に流すときにきれいに流れないので、その場合は湯せんで温めて生地をゆるくしてから流します。

ポイント
チーズケーキ生地を4つのボウルに分け、3つにマンゴーピューレを混ぜ、色の濃淡のある生地を作ります。型の中央に、色の濃い順にチーズケーキ生地をゆっくりと流します。自然と広がりグラデーションが作られます。

 

出典:『おいしい!かわいい!スイーツデコレーション』(著者:岡田礼子)
ライター:楠田圭子

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