パルチザンに所属するFW浅野拓磨が22日に行われたプレシーズンマッチのズラティボル戦で2点に絡む活躍を見せて勝利に貢献した。

 左FWで先発出場した浅野は31分に左サイドをドリブルで持ち上がり、中央へ折り返す。これをニアのセイドゥバ・スマーがスルーすると、中央で受けたウマルサディクが右足シュートを突き刺して先制点を決めた。

 さらに浅野は同点で迎えた53分、ペナルティエリア左のスペースに走り込んでパスを受けると、角度のないところから左足でニアのゴール左上に叩き込んで勝ち越しゴールをマーク。このゴールが決勝点となり、パルチザンは2-1で勝利した。

 パルチザンは14日からセルビア西部のズラティボルで合宿を行っており、これまでプレシーズンマッチ3試合で2勝1分け。浅野は3試合とも先発出場し、1ゴールを記録している。セルビアスーペルリーガ8月1日に開幕し、パルチザンはアウェイでナプレダク・クルシェヴァツと対戦する。

パルチザンに所属する浅野拓磨(写真は5月30日のムラドスト・ルチャニ戦)[写真]=Getty Images