堤真一と石田ゆり子、ドラマMIU404」に出演中の岡田健史、来年放送されるNHK連続テレビ小説おかえりモネ」のヒロインに抜擢された清原果耶の4人が家族を演じる映画『望み』(10月公開)。このたび本作の主題歌が、シンガーソングライター森山直太朗による書き下ろしの新曲「落日」に決定した。

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『犯人に告ぐ』(07)や『検察側の罪人』(18)の原作者として知られる雫井脩介が、2016年に発表した同名サスペンス小説を原作にした本作。4人家族の石川家は幸せに暮らしていたが、冬休みのある晩に高校一年生の息子である規士が家を出たきり帰らず、連絡も途絶えてしまう。その翌日、警察に通報すべきか心配していたところに、規士の同級生が殺害されたというニュースが。規士が事件へ関与している可能性が高いと言われるなか、さらにもう一人殺されているという噂が広がる。

本作のメガホンをとるのは、『十二人の死にたい子どもたち』(19)などのヒットメーカー堤幸彦監督。堤監督と制作陣は「本作のなかで、たとえ“家族”であっても究極のシチュエーションに陥った時に、それぞれの“望み”は同じではない。そんな展開を経てたどり着くエンディングを優しく包み込んでくれるのは唯一無二の森山さんの歌声と楽曲の世界観以外考えられなかった」と、森山に主題歌のオファーをした経緯を明かす。

さらに「コロナ渦のいまだからこそ、そばにあるものを大切にして、明日への希望を失わずに前へ進む楽曲にしてほしい」というハードルの高いオファーを受け、森山は「落日」を書き下ろした。これまで『半落ち』(04)など多くの映画やドラマ主題歌を担当してきた森山だが、堤監督とのタッグはこれが初めて。はたして、どのような楽曲に仕上がっているのか、続報を期待して待ちたい。

スタッフ コメント

森山直太朗(主題歌)

「今回、映画『望み』の主題歌を担当させていただきました。『落日』という曲です。物語のなかにあるなんの変哲もない景色や堤監督が描く家族の心の機微を歌中に閉じ込めました。四角い家の中で通い合う心、いつものように響く『おかえり』の声、散らかったリビング。当たり前にあると疑わない親子の絆を改めて考えさせられました」

堤幸彦(監督)

森山直太朗さんとは一度仕事をしたいなと思っていました。『あらゆるものの真ん中で』というアルバムが好きで、お話が聞きたかったのです。今回は、森山さんの『嗚呼』という曲がテーマソングには近いなと思っておりました。『落日』をいただいたときは感動しました。文字通りうち震えました。一言では語れないストーリーの余韻を完璧に表現し、映像化できない映像を視ることができると思います」

文/久保田和馬

森山直太朗が『望み』のために主題歌を書き下ろし!/[c]2020「望み」製作委員会