プロ野球DeNA2020年7月26日横浜スタジアムで広島と対戦し6-10の逆転負けを喫した。DeNAは2回に梶谷隆幸外野手(31)の3ランなどで5点を先制。5回にはタイラー・オースティン外野手(28)のソロで1点を追加しリードを6点に広げた。先発・平良拳太郎投手(25)が7回まで無失点に抑える好投を見せたが、8回と9回にリリーフ陣がつかまり逆転負け。チームはまさかの逆転負けで借金「1」となった。

パットン、山崎の乱調で6点差ひっくり返される

6点リードの8回、いきなり雲行きが怪しくなった。それまで好投を続けていた平良が先頭の西川龍馬内野手(25)、安部友裕内野手(31)に連続ツーベースを許しこの日初失点。続くホセ・ピレラ外野手(30)にレフト前に運ばれ、無死1、3塁のピンチ鈴木誠也外野手(25)を三振に打ち取ったところで降板。打席に左の松山竜平内野手(34)を迎え、指揮官は2番手として石田健大投手(27)をマウンドに送り込んだ。

石田は松山に犠飛を許し1点を失ったところでお役御免。2死1塁で3番手スペンサー・パットン投手(32)がマウンドに上がった。パットンは堂林翔太内野手(28)に2ラン、続く会沢翼捕手(32)にソロを許し3失点。以降も乱調が続き、田中広輔内野手(31)、長野久義外野手(35)に連打を浴び降板。後を継いだ三嶋一輝投手(30)がこのピンチを三振で切り抜けたが、この回一挙5点を失った。

1点リードの9回は守護神・山崎康晃投手(27)に託された。今シーズン波に乗り切れない山崎はこの日も立ち上がりから不安定な投球が続いた。先頭の安部にライトヒットを許し、続くピレラを四球で歩かせ、無死1、2塁の場面で鈴木にタイムリーを許し同点とされた。以降も制球が定まらず1死満塁から会沢に満塁本塁打を浴び計5失点。大乱調の守護神が試合を壊してしまった。

守護神の防御率は8.74に跳ね上がり...

シーズン、守護神・山崎が不調にあえいでいる。開幕から12試合に登板し3敗1ホールド6セーブの数字を残しているものの、主武器のツーシームにキレが見られず走者を背負ってのマウンドが続いている。失点はここまで11点(自責11)。わずか12試合で2ケタに到達し、昨シーズンの18点(自責13)に迫る勢いだ。防御率は8.74まで跳ね上がり、今シーズンは絶対的守護神の姿はみられない。

この日は3番手パットンも大誤算となった。アレックス・ラミレス監督(45)は石田をワンポイントで起用し、2死1塁からパットンに後を託したが大荒れのパットンは1死を取ることも出来ずに傷口を広げる形で降板。パットンの乱調により、本来ならば温存させたかったであろう三嶋を起用せざるを得なかった。

貯金のチャンスを逃し借金生活に入った。リリーフ陣に不安を抱えたまま28日からは東京ドームで首位・巨人との3連戦となる。7月19日の巨人戦では1点差を守り切れず、ラミレス監督は山崎の配置転換の可能性に触れたが、以降も山崎を抑えで起用し続けている。今シーズンはここまで1勝5敗と大きく負け越している巨人に対して現体制で臨むのか、それとも...。ラミレス采配に注目される。

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