高学歴、高収入、高身長。その昔「3高」なんて言葉があったように、女性はハイスペックな男性が大好物。該当する男性はさぞかしおモテになるのが当然…かと思いきや、近頃「高学歴なのにモテない」人が増殖中とのウワサが!

関連情報を含む記事はこちら

 本来ならばモテるはずなのに、なぜか女が寄り付かない。そんな“痛い男”の特徴をまとめたのが、『高学歴男はなぜモテないのか』(扶桑社)だ。今回は、著者でエッセイストの犬山紙子氏本人に、本書について聞いてみた。まず、執筆のきっかけは?

「私や女友達が日々出会ってきた痛い男をまとめてみると、“高学歴・高収入・高プライド高身長に代わる)”の現代版3高のどれかに当てはまる人がすごく多いなあと気が付いたんですよね。みんな一見モテそうに見えるけど、世間のイメージと現実のギャップがあるなあと思いまして」(犬山氏)

 ちなみに「高学歴」というと、一般的には私立6大学あたりからという印象があるが、これは「本人が高学歴と思っていれば、特に名もない大学でも、国公立でも、ハーバードでも、“高学歴”でしょう」とのこと。ではここで、その痛い「高学歴男」の例を見ていこう。

■ 映画鑑賞中に「解説」を入れる男
DVDを観ているときに、先の展開を予想したり、独りよがりな解説を入れてくる。「気が散るし、予想が当たったらドヤ顔されるし、外れたら外れたでなんか気まずいし、何にもいいことないんですよね。解説は、女の子が質問してきたらするくらいがベスト」(犬山氏)

■「あえて言うけど」「いい意味で」を多用する男
「君のことを考えて」というニュアンスで使っているが、本当は「厳しいこと言うけど、それはあえて言ってるから許してほしいし、許さなかったら心が狭いよな」という保身なだけ。同じく「いい意味で」をつけたら何を言っても許される免罪符と思っている人も多い。「“いい意味でブサイク”なんて言われて嬉しい人はいません」(犬山氏)

オシャレに興味ないフリをする男
コミュ力不足で、女の子とどう接していいか分からない「非リア系」に多い。リア充へのコンプレックスが強いが故に、オシャレを憎み、合コンを憎む。「ただ、自分のことをダサいとは思っていない。黒で無難にまとめて、お洒落じゃないかもしれないけどダサくもない俺、みたいな」(犬山氏)

 そのほかにも
ツイッター大喜利をつぶやく男
・「(笑)」をつけて照れ隠しする男
・好きな女を神格化する男
アウトローと友達になりたがる男

 …など、目次を読んだだけで思わず「いるいる!」と共感してしまう痛い男がズラリ。しかし多くの高学歴男と接してきた犬山氏いわく、彼らはもったいない存在なのだ。豊富な知識と努力できる才能を持った高学歴男は、リア充をバカにする妙なプライドを捨て、経験さえ積めば「超いい男」になれるという。

 一方、「高学歴だから付き合いたい!」と飛びつく女性も女性である。「高学歴=将来安泰で誠実」なんて決めつけてはいけない。男性は、スペックで男を判断するフワッとした女子を回避しつつ、中身を見てくれる女性と触れ合うことが大切なのだという。男も女も、高学歴というイメージだけに頼るから「痛く」なるのだ。

「まずは、特に自分がやっちゃってそうな所だけ“気をつけよう”と意識してみては。きっと女達から痛いと言われることはなくなりますし、元々スペックが高い分、“高学歴なのに全然偉そうにしてない! むしろ謙虚!”と、普通にしてるだけで好感度がアップすると思われます。結構辛らつなことも書いてありますが、私も痛女です。痛い者同士、笑い飛ばしながら、でもちょっと真面目に見つめ直したいですね」(犬山氏)

 男性はもちろん、女性も「同じことしちゃってるかも」と己を振り返るキッカケになるはず。読んでいて耳が痛い…と思ったら、生まれ変わるチャンスかもしれない!?

文=池田香織(verb
ダ・ヴィンチ電子ナビより)

『高学歴男はなぜモテないのか』(犬山紙子/扶桑社)