セリエA第36節が26日に行われ、日本代表DF吉田麻也が所属するサンプドリアユヴェントスに0-2で敗れた。試合後、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が選手採点を発表した。

 サンプドリアユヴェントスに押し込まれつつも安定した守備で対応し、得点を許さないまま時計の針を進める。だが、前半アディショナルタイムにFKのサインプレーからクリスティアーノ・ロナウドにゴールを決められると、67分にはC・ロナウドのシュートのこぼれ球をフェデリコ・ベルナルデスキに押し込まれ、そのまま0-2で敗れた。

 センターバックでフル出場した吉田は、王者の強力な攻撃陣を相手に存在感を発揮。『ガゼッタ』もその活躍を高く評価し、チーム最高タイの「7」を付けた。寸評では、「素晴らしい読みがいくつか見られた。つねにサイドからのクロスに注意を払っていた」と称賛。試合終了間際にレオナルド・ボヌッチのシュートをライン上で阻止したシーンについては「ミラクルだった」と称えている。

 サンプドリアは次節、29日にホームでミランと対戦する。

サンプドリアでプレーする吉田麻也 [写真]=Getty Images