幼い子供にとって、家でひとり留守番することは心細いもの。先日、中国では留守番中の7歳の男の子が“お腹が減った”という理由で110番通報する出来事があった。その日はちょうど中秋節だったということもあり、駆けつけた警官は月餅をプレゼントしてあげたそうだ。

中国紙武漢晩報などによると、この出来事があったのは中国の伝統祝日の中秋節を迎えた9月19日午前のこと。湖北省武漢市青山区の派出所に110番通報が入ったのだが、それは「お腹が減りました」という不思議な内容だった。警官がよくよく話を聞いてみると、電話の主は幼い子供で、家でひとり留守番をしており、お腹が減って怖くて不安も感じているという。

男の子を不憫に思った警官は様子を見に行くことにするが、その日は国中がお祭り騒ぎとなる中秋節。機転を利かせた警官は月餅を携え、男の子の家を訪問することにした。

警官が家に着くと、ドアを開けて出てきたのは小学2年生の林くん。調べによれば、林くんの両親はその日午前8時ごろ、祖母の引っ越しの手伝いで家を出て行ったそうで、11時頃になってお腹が空いた林くんは父親に電話するも、「引っ越しが終わっていないので、もう少し待ちなさい」と告げられ、いろいろ思案した挙げ句、警察に助けてもらうことを思いついたそうだ。

なお、警官から連絡を受けた両親はすぐに自宅に引き返し、子どもが些細なことで迷惑をかけたと平謝り。警官は両親に「お子さんの管理をしっかりするように」と軽く注意だけして、その場を立ち去ったという。