福島県いわき市の環境水族館アクアマリンふくしま8月31日(月)まで、「アクアマリンふくしまとユーラシアカワウソ10年の歩み」が開催されている。

【写真】世界のカワウソたちの現状や飼育歴史・季節ごとに変化を見せる様子などをパネル展示にて学べる

環境水族館アクアマリンふくしまでは、10年間にわたるユーラシアカワウソの飼育をおこない、その取り組みが、生息環境の再現と動物の野生本来の行動を引き出したとして高く評価され、2018年「エンリッチメント大賞」で大賞を受賞。同イベントでは、「世界カワウソの日」に合わせ、飼育してきたユーラシアカワウソの歴史や世界各地に生息する上での厳しい現状などをパネルを用いて展示。カワウソの知られざる一面を学ぶことができる。

担当者は「当水族館では、ユーラシアカワウソが過ごしやすいよう、自然に近い状態にて飼育しています。水の中を泳ぐ様子はもちろん、陸の上を駆けまわったり、洞窟で寝ていたりと、様々な愛らしい表情が観察できます。また、5月末には赤ちゃんが生まれました。一生懸命子育てをする様子やカワウソファミリーが仲睦まじく生活する様子を観察しにぜひ来てください」とカワウソの魅力を話す。

見ているだけで癒されるカワウソの知られざる魅力とその背景、貴重な子育て風景をパネルや様々な視点から観察し、学ぼう。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。詳細につきましては公式ホームページ等をご確認ください。

水槽の中を優雅に泳ぐユーラシアカワウソの「ドナウ」と「まろん」/写真は主催者提供