■「ひとりの人間を強く愛し、愛し狂う。そんな富栄が羨ましくも感じました」(山口真帆

【画像】浪漫舞台「『走れメロス』〜文豪たちの青春〜」キービジュアル

9月5日より開幕する、内博貴主演の浪漫舞台「『走れメロス』〜文豪たちの青春〜」に、舞台初挑戦となる山口真帆の出演が決定した。
山口真帆は、太宰治の愛人のひとりであり、太宰とともに入水し自ら命を絶った山崎富栄を演じる。山口真帆は出演にあたり「初の舞台が地元・青森出身の太宰治の作品であることをうれしく思います。私が演じる山崎富栄は太宰の最後の女性。ひとりの人間を強く愛し、愛し狂う。そんな富栄が羨ましくも感じました。愛のために死ぬことができるだろうか。誰もが抱く愛という感情に溺れながらも、一途に真っ直ぐな愛をお伝えできたらと思います。精一杯頑張ります」と意気込みをあらわにした。

本作品は、小説家である太宰治が若き頃の人生を題材とし、太宰と共に当時を駆け抜けた親友で作家の檀一雄が書き上げた回想録『小説 太宰治』をベースに、舞台作品として書き下ろし。太宰治が高校を卒業ののち上京し、東京大学入学後に小説家を目指すなかで、井伏鱒二や檀一雄ら文豪との出会い、太宰が愛する女たち、小山初代、津島美知子、太田静子、山崎富栄らとの浪漫と波乱に満ちた日々が赤裸々に描かれる。

出演は、舞台『まさに世界の終わり』(2018年)以来、2年ぶりの単独主演となる内 博貴が太宰治役を演じ、太宰と共に波乱の人生を送る小山初代役と太田静子役(二役)に谷村美月。太宰の親友で作家の檀一雄役に室龍太(関西ジャニーズJr.)、さらに、千原せいじ、山口真帆、黒田こらん、吉田大輝、苅谷瑠衣、原慎一郎、藤井びん、石井智也、優志、湖月わたる、なべおさみといった個性豊かな出演者が登場する。

類まれなる小説家としての才能を持つも、自身の破天荒な振る舞いが災いを呼び、井伏や檀ら文豪との友情と信頼に助けられ、短編小説『走れメロス』など数々の名作が生み出される背景を通じ、愛とは何か、友情とは何か、生きるということは何かを問いかける。

上演は、9月5日〜13日ヒューリックホール東京(全13公演)、9月22日名古屋市公会堂(全2公演)、9月25日〜27日梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(全5公演)にて。

イベント情報
檀 一雄「小説 太宰治」原作より
浪漫舞台『走れメロス』~文豪たちの青春~

◇東京公演
09/05(土)~09/13(日)ヒューリックホール東京 ※13回公演
名古屋公演
09/22(火・祝)名古屋市公会堂 ※2回公演
◇大阪公演
09/25(金)~09/27(日)梅田芸術劇場
シアター・ドラマシティ ※5回公演

原作:檀 一雄(『小説 太宰治』より)
脚本/演出:モトイキ シゲキ
配役/出演:
太宰 治・・・内 博貴
小山初代・太田静子<二役> ・・・ 谷村美月
檀 一雄・・・ 室 龍太(関西ジャニーズJr.)

井伏鱒二・・・ 千原せいじ
山崎富栄・・・ 山口真帆

節代夫人(井伏の妻)・・・ 黒田こらん
柿野要一郎(太宰の甥・画学生)・・・ 吉田大輝
津島美知子(太宰の妻)・・・ 苅谷瑠衣
芥川龍之介(作家・亡霊)・・・ 原 慎一郎
津島文治(太宰の長兄)・・・ 藤井びん
高橋幸雄(作家)・・・石井智也
山岸外史(作家)・・・優志

マダム雪子(銀座のバーのマダム)・・・ 湖月わたる

山崎晴弘(富栄の父・美容学校校長)・・・ なべおさみ

主催:浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員

公式サイト
https://roman-melos.com/
(M-ON! MUSIC NEWS)
掲載:M-ON! Press