ブラジル代表DFエデル・ミリトンが、レアル・マドリーへの移籍を回想した。スペイン『アス』が伝えた。

2018年夏に加入したポルトで評価を高めたミリトンは昨夏マドリーへ加入。しかし、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスフランス代表DFラファエルヴァランからポジションを奪うことはできず、ラ・リーガでは15試合の出場にとどまった。

そんなミリトンは、マドリーからのオファーが舞い込んだ際について「家に居た時、代理人から電話があった。ポルトでやっていることが素晴らしいと認められたから信じられないほど喜んだよ」と当時の心境を述べ、「僕は冷静で祝うことはそれほど多くないが、マドリーは世界最大のクラブだ。家族と一緒に祝えて幸せだった」と、普段行わないことをするほど嬉しかったと当時の心境を明かした。

推定移籍金はマドリーDF史上最高額となる5400万ユーロ(約67億2000万円)とされており、大きなプレッシャーがつきまとうこととなったが「マドリーの歴史の中で最も高価なDFであることはとても重要だ。以前見せていたプレーで、期待に応えなければいけない。支払われた金額は当然で、努力を続けなければいけない」とコメント。最高額のDFという自覚を持ちながら、良いパフォーマンスを見せるとコメントした。

そんなミリトンだが、マドリーの入団会見で目眩いを起こし、まさかの途中退席。そのハプニングについても言及した。

「前日に、カゼミロから多くのプレッシャーがかかるだろうと言われた。マドリーは世界最高のクラブだからね。うまくやっていくためには集中する必要があったし、メディアのこともあった……」

「これほど多くのジャーナリストの前で会見をしたことがなかったんだ。たくさんの人が僕を見て、カメラで僕を撮影していて、ワクワクしていた。何が起こったのかは分からず、話ができなかったよ(笑)」

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