インタビュー最終回】3-6-1の攻撃的システムを採用、守護神はキャプテン佐々木久美

 今年5月に活動を再開した人気アイドルグループ日向坂46の影山優佳さんは、公式ブログJリーグ全56クラブを紹介する「影山優佳のWE LOVE Jリーグ」を連載するなど、サッカーの魅力を発信し続けている。

 インタビュー最終回は、5歳の頃から小学6年まで地元のサッカークラブプレーし、試合観戦ではスタンド上段席からピッチ全体を俯瞰して見る戦術クラスタの一面も持つ彼女に“監督”になってもらい、日向坂46のメンバーサッカーチームを組んでもらった。

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 今回の“サッカー選抜”、私は「3-6-1」のシステムで考えました。「3-4-2-1」ではなくて、ウイングバックを少し前に押し上げた形です。これには理由がありまして、日向坂46は常に前のめりな姿勢があるので(笑)メンバーの個性を生かせるように、攻撃的なフォーメーションにしました。

■GK:佐々木久美(一期生/1996年生まれ/身長167.5cm)

キャプテンとしてチームを引っ張っていってくれて、何かあった時も久美がなんとかしてくれるイメージがあります。本当に頼もしいので、守護神を任せたいと思います」

ストッパー:髙橋未来虹(新三期生/2003年生まれ/身長168.5cm)
ストッパー佐々木美玲(一期生/1999年生まれ/身長165cm)

「3バックは中央が少し前に出ていて、左右の2枚を双璧にするようなイメージです。理由は、純粋に身長が高くてディフェンダー向きだなって(笑)。2人とも165cm以上あって、センターバックが大きいと相手にプレッシャーをかけられますし、フィジカルと空中戦でチームを引っ張ってくれると思います」

リベロ:松田好花(二期生/1999年生まれ/身長157.2cm)

「3バックの中央は、周りをきちんと見れていないとできないポジションだと思います。守備の主軸なので、頭の回転が本当に早くて、自分を出せつつ、周りも生かせる松田好花ちゃんを選びました」

足の速い東村芽依、小坂菜緒、加藤史帆が鍵「右からの攻撃を多めにしようかな(笑)

ボランチ:金村美玖(二期生/2002年生まれ/身長163cm)
ボランチ:小坂菜緒(二期生/2002年生まれ/身長161.5cm)

「私的にこの2人は“ペア感”があります。同い年で同期、ペアだとより魅力を発揮する印象です。日向坂46を支えてくれている2人だと思うので、中盤の鍵を握るボランチにしました」

ウイングバック:丹生明里(二期生/2001年生まれ/身長156.5cm)
ウイングバック:東村芽依(一期生/1998年生まれ/身長154cm)

「丹生ちゃんも、個人でも結果を残せるメンバーです。周りを引き立てることもできる、チーム思いな子なので、運動量の多いウイングバックに選びました。芽依は単純に足が速い!(笑)。それこそサンフレッチェ広島で活躍したミキッチ選手のように、サイドを駆け上がってほしいと思います」

シャドー:富田鈴花(二期生/2001年生まれ/身長165cm)

「私たちの冠番組(「日向坂で会いましょう」)をはじめ、ゴールデンバラエティー番組でも自分を前に出せる子。すごく真面目で、頑張っているところがすごく可愛らしくて、応援したくなります。自分でゴールを目指して得点を決められるので、このポジションに適任だと思います」

シャドー:加藤史帆(一期生/1998年生まれ/身長160cm)

「史帆も日向坂46でトップクラスの足の速さです。バラエティーとかで自分から手を挙げられるし、ゴール前まで行ってもクロスを上げて、最後のひと押しを誰かに任せてあげられるような気が利く視野の広い子なので、FWの後ろに選びました。右(サイド)に史帆、小坂菜緒ちゃん、芽依と足の速い子を集めたので、右からの攻撃を多めにしようと思います(笑)

1トップは三期生の上村ひなの「チームカラーをより深みのあるものにしてくれている」

■1トップ:上村ひなの(三期生/2004年生まれ/身長162cm)

「3期生で後輩メンバーにあたるんですけど、彼女は独特な世界観と雰囲気を持っていて、自分を忘れないというか、自分の空気を大事にしています。笑いも誘うし、日向坂46のチームカラーをより深みのあるものにしてくれている子だと思います。新しい日向坂46を作っていくという意味と、やっぱり1トップはどんどん前に行って、チームを導いてくれる印象があるので、その部分を重ね合わせました」

 選ばれなかったメンバーがいて、「ファンの方ごめんなさい!」という感じなんですけど、ちゃんと理由があります。

スーパーサブ:齊藤京子(一期生/1997年生まれ/身長155cm)

「例えば、京子は試合に出たら活躍するんです、絶対に。でも、体力がなくて、フル出場だと息が上がってしまうので、スーパーサブなんです(笑)。彼女が一番良いパフォーマンスを見せられるのは、途中出場だと思います」

 日向坂46の良さはいろんなメンバーがいること。個性が強くて、一人変えるだけでまったく違うチームになります。今回、私はフォーメーションを含めて少しバラエティー寄りな印象で作りましたが、例えば“ライブをするなら”とか、“みんなでバーベキューをするなら”とか、シチュエーションで全然変わってきます。皆さんもぜひ、オリジナルの“〇〇選抜”を考えてほしいなと思います。

[PROFILE]
影山優佳(かげやま・ゆうか)/2001年5月8日生まれ、東京都出身。日向坂46一期生。16年5月、欅坂46に続いて結成された「けやき坂46」(通称ひらがなけやき)の一期生オーディションに合格。18年8月、学業に専念するため活動休止。20年5月26日に活動再開を発表した。かつて男子に交じって地元サッカークラブに所属し、サイドボランチでプレーサッカー4級審判員の資格も持ち、戦術にも精通する。自身の公式ブログJリーグ全56クラブを紹介する「影山優佳のWE LOVE Jリーグ」が好評連載中。(Football ZONE web編集部・小田智史 / Tomofumi Oda

日向坂46の影山優佳さん【写真:©Seed Flower LLC】