産後ケア普及を通じて「産後を起点とする社会問題の解決」をめざす認定NPO法人マドレボニータ(東京都渋谷区、理事長 吉岡マコ)は、自宅で受講できるオンライン産後ケアプログラムを開発しました。
今般助成金により420名分の受講料全額補助をスタートし、同時に日本体育大学との共同研究で非常時のオンライン支援の効果測定を行います。

  • コロナ禍の0歳児子育て
新型コロナウィルス感染症の影響が続く中、0歳児を育てている産後女性とその家族が受けるストレスも長期に渡る可能性が出てきています。産後の身体を回復させるための運動をしてリフレッシュする機会や、人とのコミュニケーション機会が極端に減り、身体的にも精神的にも平時以上の大きなストレスを抱えています。緊急事態宣言が解除されたものの、乳児を連れての外出にも、まだまだ不安が伴います。
  • オンライン産後ケアプログラム
本プログラムは、出産した女性のための、オンラインによるセルフケア教室、全4回のコースです。産後の体のためのストレッチと筋力回復トレーニング、参加者同士の対話を通じて、母となった女性が心も体も元気になっていくことを目指しています。5月から開始した「産前・産後のセルフケアオンライン教室(単発)」では開始2ヶ月で400名を超える母子が受講。満足度も高評価でした。
  • 参加者の声
心への影響
●赤ちゃんのいる生活に加えて、コロナの自粛で自分をケアする時間なんて皆無でしたが、こうやって時間を決めて自分のために時間を使うことの大切さを改めて感じました。
体への影響
●久しぶりに体を動かしたことで、気持ちも頭の中もすっきりしました。常に子ども第一で日々過ごしていましたが、子どもを見ながらであっても、少し集中して体を動かすだけでこんなに気持ちがクリアになるんだと驚きました。
●教えて頂いた筋トレを1週間して、少しずつお腹が引き締まってきた気がします!産後どんな運動から始めたらいいのかわからなかったので、毎週少しずつ強度が上がっていくのが楽しいです。
オンライン講座のよさ
●まだ遠出は控えているので、自宅から気軽に参加できたのが良かったです
ZOOM越しでもインストラクターさんは随時アドバイスをくださるし、子どもが泣いていてもミュート機能を使っているので他の参加者の方へ心配も少ないし気楽に参加できました。
●家にいながら一畳で体を動かせる。また、動画を見てストレッチするよりも、人と対話しながらする方が、断然リラックスできました 。
  • みてね基金により420名の無料受講をサポート
このたび、マドレボニータは「新型コロナウイルスの影響で困りごとを抱える家庭を支援する活動を行う団体」として『みてね基金』の助成先として採択され、本オンライン教室の受講料420名分の全額補助をスタートいたします。対象は、平時でさえも非常に困難な状況に直面する、産後1年未満の「0歳児の母」とします。
  • 日本体育大学との共同研究
本プロジェクトは、日本体育大学の協力を得て、オンラインによるセルフケア講座の効果測定のための調査研究の対象となっています。参加者には質問紙によるアンケートへの回答の協力を仰ぎ、本プログラムの効果を測定することで、今後の非常時における、オンラインの支援活動の普及とスムーズな実施のための知見を公開することを目指しています。このような研究は日本で初めて行われます。

研究課題名:コロナ禍における産後女性の心身の健康支援を目的としたオンラインプログラムの評価
実施:日本体育大学 杉田 正明 教授、野村 由実 助教
目的:コロナ禍における産後女性の健康状態の把握とオンラインプログラムの効果測定を行う

  • 詳細
0歳児母支援プロジェクト概要:https://www.madrebonita.com/mitene
オンライン産後ケア教室概要:https://www.madrebonita.com/selfcareclass-online
  • お問い合わせ先
認定NPO法人マドレボニータ
「0歳児のお母さんたちへ。オンライン産後ケアプロジェクト」担当:永野間、山本
E-mail(事務局共通):info@madrebonita.com
団体ホームページ:https://www.madrebonita.com
プロジェクト紹介ページ:https://www.madrebonita.com/mitene

配信元企業:特定非営利活動法人マドレボニータ

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