サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回はチェルシースペイン人DFマルコス・アロンソが聖地ウェンブリーで決めたフリーキックだ。


レアル・マドリーレジェンドであるマルキートス氏を祖父に、アトレティコ・マドリーバルセロナで活躍した名サイドアタッカーのペーニャ氏を父親に持つサラブレッドマルコス・アロンソ

2016年夏に加入したチェルシーではここまで公式戦148試合に出場。プレミアリーグヨーロッパリーグ、FAカップの3つのタイトル獲得に貢献してきた。

2017年8月20日に行われたプレミアリーグ第2節のトッテナム戦では、見事なFKを含む2ゴールでチームの勝利に貢献している。

マルコス・アロンソは左のウィングバックで先発出場すると、24分、ボックス手前右でDFダビド・ルイスが得たFKを完璧な軌道を描いたシュートでゴール右上に流し込んだ。

その後チェルシーは同点に追いつかれたものの、88分にFWペドロのスルーパスでボックス左に抜け出したマルコス・アロンソがシュートを流し込み、2-1で勝利している。

このシーズンのマルコス・アロンソは、トッテナム戦含め4本の直接FKを沈めている。

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