JリーグYBCルヴァンカップグループステージ第2節が5日に行われた。

新型コロナウイルスの影響により、大会開催方式に大きな変更が加えられた今季のルヴァンカップ。そして、全3試合(グループBを除く)の総当たり方式に変更となったグループステージが、約半年ぶりに再開となった。

グループA】大卒ルーキーコンビ躍動の王者・川崎Fと、快勝の名古屋が連勝!



連勝を目指す前年王者の川崎フロンターレは県立カシマサッカースタジアムで鹿島アントラーズと対戦。クラブ史上初の7連勝でリーグ首位に立つチームは、この試合でも躍動。序盤からボールを握って優勢に試合を運ぶと、前半終了間際の43分には三笘の右足のカットインシュートがディフレクトする形でゴールネットを揺らし、先制に成功。さらに、後半立ち上がりの47分にはハーフタイム明けに投入された小林と大島のコンビ背番号10が追加点。続く55分には三笘の技ありの左クロスを旗手が冷静に流し込み、試合を決定付けた。その後、互いに積極的に交代カードを切っていく中、ホームの鹿島は途中出場の伊藤が84分、93分に連続ゴールを挙げて追いすがるも試合は3-2のスコアタイムアップ

また、IAIスタジアム日本平に乗り込んだ名古屋グランパス清水エスパルスと対戦。今季初めて3バックを採用したホームチームに対して、相馬、マテウスの両翼を起点に攻勢を見せると、前半終了間際に得たFKの場面でマテウスのブレ球シュートをGKが弾いたところを丸山が押し込んで先制。さらに、54分には山崎のスルーパスに抜け出したマテウスが相手GKをあざ笑うかのような絶妙なループシュートを決めて加点。その後は持ち味の堅守でクリーンシートを目指していく中、後半アディショナルタイムにも山崎にゴールが生まれ、敵地で3-0の勝利となった。この結果、グループAは最終節を前に連敗の鹿島、清水の敗退が決定。連勝の首位川崎Fと2位の名古屋グループ首位通過を懸けて最終節で激突する。

鹿島アントラーズ 2-3 川崎フロンターレ
清水エスパルス 0-3 名古屋グランパス

グループB】浦和優勢から一転、C大阪が最終節引き分け以上で首位突破


レギレーション変更により、J2リーグ松本山雅FCが不参加となったグループBは、松本戦を残していたベガルタ仙台浦和レッズには自動で勝ち点3が与えられることになった。

そのため、勝てば首位突破が決まる浦和はセレッソ大阪相手に序盤から攻勢を仕掛ける。5分に木本が負傷するアクシデントに見舞われたC大阪レオナルドを中心に敵陣に釘付けにするも、なかなかシュートシーンは作れない。ゴールレスで迎えた後半も浦和ペースで進んだが、ネットを揺らしたのは守勢のホームチームだった。82分、敵陣中央でボールを持った西川がドリブルで持ち上がり右に展開。これでボックス右に侵入した豊川が豪快にシュートを突き刺し先制に成功した。途中出場の2人の活躍で劣勢をひっくり返したC大阪は、最終節の仙台戦で引き分け以上で首位突破が決まる。

セレッソ大阪 1-0 浦和レッズ

グループC】カズ出場の横浜FC、GS突破に望みを繋ぐ勝利! 札幌は単独首位浮上


駅前不動産スタジアムではサガン鳥栖横浜FCが対戦した。今季公式戦初出場の三浦が53歳5カ月10日の歴代最年長出場記録を更新したゲームは30分に決まらなかったものの、その三浦がダイビングヘッド。鳥栖がやや優勢のなかで、レジェンドが果敢にゴールを狙った横浜FCは集中した守りで凌ぎ続ける。すると、後半アディショナルタイム1分に左サイドの志知が上げたクロスに大外から瀬沼がダイビングヘッドで合わせて先制。1-0で勝ち切った横浜FCグループステージ突破に望みを繋いだ。

札幌厚別公園競技場では北海道コンサドーレ札幌サンフレッチェ広島が対戦した。白星スタートで切ったチーム同士の一戦は14分に左CKの流れから金子のゴールで札幌が先制したが、22分に広島が一瞬の隙を突いて、浅野が左足シュートゴールネットを揺らして同点。イーブンで試合を折り返した札幌だったが、61分にドウグラス・オリヴェイラがゴール右隅に蹴り込み、再びリードに成功する。結局、このままタイムアップ。昨季ファイナリストの札幌が広島を退けて連勝を飾り、最終節を残してグループ単独首位に浮上している。

サガン鳥栖 0-1 横浜FC
北海道コンサドーレ札幌 2-1 サンフレッチェ広島

グループD】柏が2連勝でGS突破! 昨季4強のG大阪は昌子デビュー戦ドローで敗退


J1リーグ4連勝中の柏レイソルホーム湘南ベルマーレと対戦した。グループステージ初戦を白星スタートで切ったチーム同士のゲームはアウェイの湘南が勢いで上回る立ち上がりだったが、GK滝本の好守も光り、無失点で切り抜けた柏が徐々に巻き返す展開となると、後半早々の48分に敵陣右サイドで獲得したFKのチャンスから戸嶋がファーサイドクロスを上げ、呉屋がヘディング。呉屋の一発で先制した柏は交代カードを切りながら攻めの姿勢を強めた湘南に攻め入られるシーンもあったが、GK滝本が要所で好セーブをみせ、1点のリードを維持する。柏は後半こそ攻めがゴールに繋がらなかったが、1-0のままタイムアップ。見事に湘南を下して2連勝を飾った柏が他会場の結果も受け、最終節を残してグループステージ首位を確定させ、プライムステージ進出を果たした。

ガンバ大阪大分トリニータとアウェイで対戦。勝てなければ敗退となるチーム同士の一戦はG大阪が移籍後初先発の昌子も長短のパスで攻撃にもしっかり絡み、主導権を握ると、29分に佐藤の横パスをバイタルエリア中央でかっさらった井手口を起点に先制。ボックス右でフリーパトリックが井手口からのパスに右足ダイレクトで合わせ、G大阪が幸先よく先取するが、守勢の大分が35分のカウンターからワンチャンスをモノにする。伊佐のパスをボックス右で受けた三平が中央に折り返すと、ゴール前に猛進の小塚がプッシュして、同点に。後半も大半の時間帯でG大阪ペースとなるが、再三のファインセーブで立ちふさがるGKムン・キョンゴンを崩せず、勝ち越しゴールが遠い。昨季準決勝進出のG大阪だが、引き分けで終了。大分とともにグループステージ敗退が決まった。

柏レイソル 1-0 湘南ベルマーレ
大分トリニータ 1-1 ガンバ大阪
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