ブレーメンに所属するFW大迫勇也の元同僚で現在は無所属となっている元ドイツ代表FWマックス・クルーゼが古巣へ復帰することはないようだ。5日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。

 バウマンSDは、2016年から2019年にかけてブレーメンで活躍したクルーゼの古巣復帰の可能性を否定し、5日に行われた記者会見で以下のようにコメントしている。

「我々は何週間にもわたりこのテーマに取り組んできたが、彼は他のことをしたいと考えている。我々はそれで納得しているよ」

「マックスのような選手が市場に出されていれば、交渉を試みるのは当然のことだろう。しかし彼にとっては今、慣れ親しんだ環境よりも重要なことがあるようだ。彼は新たなチャレンジを探している」

 クルーゼブレーメンに在籍した2016年夏から2019年夏にかけて公式戦94試合に出場し、35得点31アシストを記録してチームの攻撃をけん引した。その後シュペル・リグトルコ1部)のフェネルバフチェに2022年までの契約で加入したが、給料の未払いを理由に今年6月、一方的に契約を解除して無所属になっている。

マックス・クルーゼの古巣ブレーメンへの復帰は実現しない [写真]=Getty Images